Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

流れる時間の中で。

2012-05-08 19:16:35 | daily life
あっという間に一週間が過ぎていった。
気づかないうちに春から夏へと季節が移り変わっていく。
春学期もあと一か月で終わろうとしている。
そんな流れる時間の中で無意識に毎日が過ぎていくのが悲しい。

やらなければならない課題に追われている。
友達からのやってほしいという依頼に追われている。
自分が本当に何がやりたいのか分からずに迷走している。
そんな課題や頼み事をこなしていくので毎日が過ぎていく。
家族や友達を大切にできていないような気もしないでもない。
そんな流れる時間の中で自分は何をしているのだろう。

そういえば先週シンという友達の誕生日に行ってきた。
最初は課題が溜まっていたから行くのを止めようかと思ったりも。
でも行って本当に良かった、そう思う。
久しぶりに大切な友達と素敵な時間を過ごすことができた。
自分のコンフォートゾーンを一歩越えた気がした。
そんな一瞬の時間の流れを大切にしていきたい。

この頃は友達と図書館とかで偶然会って、色々と真剣な話もした。
そして色々と鋭いアドバイスや生き方のアイデアをもらった。
ソウイチロウが僕に対していった一言はすごく当たっていた。
「ヤスは究極的には自分が大切なんだろうね。」
これからはもっと自分の周りの人たちを大切にしていきたい。
シンには人は生まれる時も死ぬ時も一人なんだということを言ったら、
「それでも生きている間は多くの素敵な人に囲まれていたいじゃないですか。」
いまやっと気づいたけど、本当にその通りだよね。
シャイには大学の素晴らしさを気づかせてもらった。
「ここは僕の大学だから、僕たちがいい大学にしてかないと。」
「僕は大学を歩いている時に友達のやぁって言葉が僕を元気にしてくれるよ。」
こんなに大学を愛している人ははじめて会ったかもしれない。
僕の孤独論理が少しずつ変わろうとしてきているのに気づく。
本当にいい仲間に出会えて、アメリカに来てよかった。
そんな一瞬の時間の流れを噛み締めていたい。

自分のビジョンが段々ぼやけてきている。
本当になにをすべきなのか、
本当に何を欲しているのか。
しっかりとした考えを身につけないと。
それが見えてきたら、大学や社会に対していいインパクトを与えたい。
まだまだ若いから宿題も、依頼も、家族も友達も全部しょっていけるように。
それと同時に結果を出す為には絞っていくのも大事だっていうのも分かる。
結局はまた自分との戦いなんだろうね。
どこまで自分を越えていけるか、どこまで可能性を信じられるか。
そんな迷走しながらの一瞬の時の流れを大切にしたい。