“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

地震の被災写真

2011年06月17日 20時04分29秒 | 蜂助の呟き
こんにちは。蜂助です。
  

震災直後の事務所です。

これは店舗内部です。(わたし達はある小売業に勤めています)
  
どちらも、津波の被害ではなく地震によるものです。

蜂助と臼蔵が働いていた事務所は、立入り禁止になっています。でもこの写真のころは、福島県が今のようになるなんて思っても見ませんでした。

先日、福島市の飯坂温泉である集まりがあり参加しました。早朝に散歩するクセがあるので、ホテルのげたを履いて散歩に出ると「あの人は〇〇ホテルだね。ゲタはいてるし・・・」と後ろ指を刺されました。ゆかたにゲタは温泉街に合うのですが、今の飯坂温泉には全く不似合いです。

  

  

宿泊案内。モーテルではありません。まともな温泉旅館が、工事関係者やボランティアに1泊2食付3150円で案内を出しているのです。それほど誰も来ないのです。わたし達の泊まったホテルは3組の客と岐阜県警、某プレハブ会社の工事関係者が泊まっていました。
全国の皆さん。東北に遊びに来てくださいね。仙台の中心街は震災のつめ跡を探すのが難しいくらい元気ですよ。松島は遊覧船も動いているし、水族館も平常オープンしていますよ。もちろん瑞巌寺も全く以前の通りです。福島県の会津も山形県も岩手県も秋田県も青森県も観光客を待っています。


福島県のこと

2011年06月17日 11時58分58秒 | 臼蔵の呟き
おはようございます。臼蔵です。

初めて書きます。よろしくお願いします。なぜ、書くかは最初の「蜂助」さんが書いていますので。
福島市の市民が被曝を減らすために除染を個々人が行っています。それは、すごく大変で
高圧洗浄機で洗浄、草刈をした草の処理をどうするか、果樹園の除染はどうするーーなど
福島でなければ考えられない苦痛を味わっています。何の罪もない市民が苦しみ、悩んでいます。なのにーーーー
本当にーーー政争に明け暮れる政権にはうんざりです。

津波被災地で仮設入居者が増えてきています。その中で、衣料収納用品、入浴剤が売れて
きているそうです。仮設に入居して食事などの支給(補助)がないことで避難所に戻る事例もあるとのこと。居住環境が変わっただけで後は何も変わる筈もなく、もう少し基準、やり方を考えないと被災者は立ち上げれませんね。---本当に日本は先進国なのかと思います。

別件ーーー週刊エコノミストに石巻市の震災後の混乱について農林水産省副大臣秘書のレポートが載っています。読んでいてください。最大の津波被害を受けて石巻の混乱がよく分かります。

恐れていたことが起きてしまった

2011年06月17日 11時58分41秒 | 蜂助の呟き
おはようございます。蜂助です。
今日の朝刊を見ると3面記事の片隅に「被災者夫婦無理心中か」と報道されています。気仙沼で津波の被害に遭い自宅を失い親戚宅に身を寄せていたが、夫が妻を介護していて将来をはかなんで無理心中したそうです。80歳代で、妻が寝たきりで、家も何もかも失くして・・・




蜂助、怒っています。
南相馬市、いわき市で、福島第一原発災害による東電からの仮払い支払補償金や義援金を受け取った約150世帯が6月から生活保護を打ち切られたと報じられています。災害に遭って、それを補償するためのほんのわずかなお金を受け取ることで、生活保護を打ち切るなんて信じられません。心無い行政のやり方に憤りを感じます。もっと、やることがあるでしょう!