福島原発事故と除染②

臼蔵です。

原発事故と除染シンポジウム２回目です。
徐々に放射能汚染ー商品、学校などの線量問題が広がっています。
福島原発からの汚染物質は至近距離以外は３月１２日から２０日
頃（爆発による）の大量な汚染物質の放出、そのヨウ素、セシウ
ムが屋根、雑草、地面、コンクリート上に付着し、その汚染物質
が放射線を出しています。
福島大学シンポジウムでの質問、意見（迫力が違う）のおもなも
のを報告します。
この意見を聞くといかに福島県民、特に郡山市、飯舘、川俣、福
島市、伊達市などの市民は被曝に対して危機感、緊急性を感じて
必死の努力をしているかがわかります。
それは、他県では理解できないくらいのすごさです。
①自分の敷地の雑草を刈った。その雑草を可燃ごみに出してよ
　いか。行政に聞いたら、出してもよいと言われたが、焼却灰
　のセシウムがその後問題となるのではないか。まとめた雑草
　は線量が非常に高い。（線量計は自分で持っていました）
②自宅のコンクリートを高圧洗浄機で何回も洗った。しかし、
　洗った時は線量が下がるが、乾くと元の線量に戻る。どうし
　たらよいか。
③桃畑の除染をしたいが下草、土の除染方法を教えて欲しい。
④自分の家の畑にゼオライトをまき、セシウムを除去しようと
　した。ゼオライトをどう処理したらよいか教えて欲しい。
⑤学校校庭の除染を行うＮＰＯでの活動をしている。除染時に
　使った機器類を教えて欲しい。
⑥除染をした水が下水に流れる。下水、側溝などにセシウムが
　集中する事になる。行政に何か対策を提起しなくてもよいの
　か。
などなどが非常にリアルに、切迫感を持って訴えられた。
福島県以外でも被曝を恐れ、沖縄や九州に避難したと報道され
ていますが、福島県は会津地方を除けば、全て上記のような
恐怖感があり、その中で県民が生活をする状況です。
６月１９日ＮＨＫ報道で東京電力が３月１２－１３日で爆発し
た時に「東京電力社員を第一原発から撤退させたい」と政府
対策本部に伝えたと報道していたのを聞いてーーー唖然とし
ました。

すずめ踊り

おはようございます。蜂助です。
仙台では毎年５月に「青葉まつり」を開催していました。その青葉まつりのメインイベントが「すずめ踊り」です。青葉城築城の折に大阪の堺の職人達が伝えたと聞いています。
　　

今年は東日本大震災の影響で青葉まつりが中止になりました。しかし、すずめ踊りだけでもということで６月１８日、１９日に繁華街の中央通りや市民広場で披露されました。上の写真は、藤崎百貨店の前で踊る藤崎の従業員の方々によるすずめ踊りです。迫力がありましたよ。
　　

これは駅に近い中央通りです。上の横断幕にもご注目ください。踊っている方たちと通行人が同化していますね。

停止原発を再開？ 何を考えている！

おはようございます。蜂助でです。昨夜から腹が立っています。

「東京電力福島第一原発の事故について、重大事故への対策が出来た」

誰が、こんな事を信じますか？
さらに、「原発の再起動をぜひお願いしたい」ですって？あきれはてるばかりです。

汚染水浄化処理を始めてから５時間で停止するような事態が起きているのに、「安全宣言」。
ふざけるな！と言いたい。　　この内閣、民主党はお引取りいただきたい。

今、原発の是非を決める国民投票をやったら、すべての原発が廃炉になるような世論なのに、全く気づいていないようです。

原発災害に苦しんでいる福島県民と東北・関東の人々の心を逆なでする海江田経産相の発言は撤回するとともに、責任を取って即、辞任してほしい。

電力不足を理由に、根拠も示さず、原発稼動を認めろみたいな論理は、世界の恥さらしでしかありません。イタリアの国民投票で９０％以上が脱原発ですよ！