“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

飯舘村から離農農家に移り住む

2011年08月03日 08時15分00秒 | 蜂助の呟き
 おはようございます。蜂助です。

 脱サラして福島県飯舘村で細々と暮らしていた友人が福島市の山形県堺近くに移り住みました。だいぶ前に離農した農家を借りて、ひとり暮らしで7LDKという広い家です。私の家族の衣服がすべて入ってしまいそうな巨大な作りつけのりっぱな箪笥もあります。
 
 彼は主に、鶏の卵を固定客に宅配して現金収入を得ていました。自給自足の暮らしですから現金は最低限あれば大丈夫で数年前に「できればもう少し、100万円売り上げがあれば良いのだが」と言っていました。もちろん一ヶ月ではなく一年の売り上げです。そんな暮らしを福島第一原発の災害が奪ったため引っ越したものです。現在、野菜や米など食料品は卵以外は購入して生活しています。

 現在の放射線量は、畑で1.0~1.3マイクロシーベルト/時、住居は一階が0.3マイクロシーベルト/時、二階が0.6マイクロシーベルト/時です。畑はだいぶ耕作がされていない、いわば耕作放棄地ですから地面は雑草の腐葉土が積もりその上に雑草がうっそうと生えています。

 この友人と電話で話しをして畑の除染をしようということになり、訪問しました。お盆後位までに作業を終えれば、秋作の白菜や大根などが作れそうです。除染は雑草と積もっている腐葉土にほとんどの放射性セシウムが堆積していると思われるので、これの撤去で済むのではないかと思っています。専門家に相談して、作業者を募って作業をしたいと考えています。

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