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気仙沼の仮設商店街、うどんです。
全世界で失業者が2億人、日本の総人口を上回る失業者が存在している構造です。人口の爆発的な増加により、食料の増産が必要になっている中での失業者2億人です。失業は人間としての尊厳を失わせ、犯罪数の増加、社会の不安定化を増大させます。
失業は貧富の格差を拡大し、解消を困難にします。根底には識字率の低さ、公教育の不十分さが要因ともなっています。一国の中での失業問題も深刻ですが、国家間での格差、失業問題も改善対策の検討が必要と思われます。他国のことで済まさず、必要な支援、必要な対策を行うことではないかと思います。
企業は、利益が出せるかどうかだけでなく、企業の社会的な役割を自覚して、雇用の拡大などに努める必要があります。そのことが、その社会、国家の文化レベルを改善することにも貢献すると思います。
<世界の失業者2億人、25歳未満が4割 世銀が報告>
世界銀行は1日、最新の「世界開発報告」を発表した。求職中の失業者数は世界で2億人に達し、就業をあきらめた成人は20億人にのぼる。先進国の景気回復が遅れているため、とくに途上国の若者や女性が職をみつけにくい状況に陥っているという。
失業者のうち、25歳未満の若者は約7500万人で4割弱を占める。アジアやアフリカで人口が増えているため、2005年の就業率を維持するためには、20年までの15年間で6億人分の新たな雇用をつくる必要があると指摘した。
世界的な雇用情勢の停滞には、先進国の景気悪化が大きく影響していると指摘。08年の金融危機後の1年では、世界で2200万人の失業者が生まれた。雇用の伸びは08年以前が年1.8%程度だったのに対し、09年は0.5%以下となり、11年になっても危機前の水準には回復していないという。
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