このテーマで、NHKが特別番組を作成しています。内容は、ネット社会で多くの国民がネットを使って,意見を表明することができる変化が関係しているとーー参加者、有識者が語っていました。
ネットは、科学技術の進歩を反映しています。情報を操作することもできる。この点では使いようによって、権力者にとって国民を扇動し、戦争動員する手段として利用する格好の仕組みです。同時に、租税回避に関する情報、アメリカ政府の国家機構盗聴組織と情報開示などは権力者の陰謀、どす黒い意図を暴露し、彼らの意図を打ち砕く仕組みとして機能することも示しました。どのような技術も、仕組みも両面性を持っているのだと思います。
時代の変化、科学技術の進歩を止めることはできません。その変化、進歩を一部権力者の独裁、暴走に寄与させるのか、また、人類と国民の利益のために奉仕させる仕組みとして作り上げるのかが問われているのだと思います。この番組を作成し、報道したNHKこそ,現会長籾井発言と行動、政権党の報道機関化したことを反省し、自らの行動を改善すべきです。安倍、百田、籾井の言動と行動こそが不寛容社会の風潮を助長促進しているのではないかと。――皮肉なことですが。
多くの国民を愚弄し、戦争できる国づくりに動員する世論形成こそ不寛容社会のもう1つの顔であると言えます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます