“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

会津の山奥の津波

2011年08月02日 08時15分00秒 | 蜂助の呟き
 おはようございます。蜂助です。

 地震と津波、原発災害と直接被害など多くに苦難を抱えている福島県の中では比較的被害の少なかった会津地方に記録的な大雨が降り7月29日~30日にかけて多くの地区で水害が発生しました。もちろん新潟県も多くの地域で被害を受けました。

  

 この写真は、会津柳津町の中心部を流れて只見川(その後に阿賀野川に合流)にそそぐ地区のものです。水面から地上までは10メートル以上あります。

それが・・・・

  

 これは地元消防団や業者が水害の片付けをしているところで、8月1日の写真ですからほぼきれいになっています。
只見など奥会津での大雨で只見川の水位が決壊ぎりぎりのところまで上がりました、そこに注ぐ銀山川は、只見川が急流で流れが速いことで堤防のように立ちはだかっているため、水量が増え続け住民は只見川の合流地点で銀山側の水が盛り上がったと表現しています。そしてついにあふれ出してひどいところで1メートルの床上浸水となってしまったそうです。

 この町は虚空蔵様(円蔵寺)があり、観光地として全国的にもファンが多い地区です。ほとんど観光客が来ません。お土産のまんじゅう屋さんお売り上げは地元の利用がほとんどで3分の1位になったと嘆いていました。

 もちろん観光客が来ない理由は、原発です。同じ福島県というだけで閑古鳥なのです。東電は売り上げによる減収を補償してくれるのでしょうか。

 8月10日には、会津柳津で毎年賑わっている花火大会があります。是非、多くの方が見に行ってください。

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