とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

酒田日本海寒だらまつり

2015年01月26日 | 日記

 冬晴れの中、「酒田日本海寒だら祭」が土、日にわたって催された。会場は、冬の味覚を味わう人で賑わった。新潟、秋田、能代からも大型バスで乗り込んだと言う。両日併せて3万人が、豪快にあつあつの寒だら汁を味わったことになる。すっかり酒田の観光名物になった「酒田寒だら祭」は28回の歴史を重ねた。
 寒だらは冬に獲れる真鱈のことで、庄内を代表する冬の味覚ではあるが、地元では当たり前の「どんがら汁」で、ごく普通の食材であった。しかし、東京、霞が関では特別な味として知られるようになり、「寒だら会」など経て、これは旨いとの評判が広がり、当時の相馬市長が「寒だらまつり」を提案し、それが現在に至っている。当時は、その時期に寒だらの値段が跳ね上がることや、しけで漁が出来ない時などもあり、苦労もあった。
 「酒田寒だらまつり」は、今では酒田市の観光目玉に成長した。庄内はもちろんのこと、日本海沿岸地域にその広がりを見せつつある。

 

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