8月1日から新規就航の庄内―成田間「LCCジェットスター・ジャパン」は、庄内の未来に大きな可能性が潜んでいる。1日1便の就航でも、もたらす可能性は大きい。高速交通インフラの遅れている庄内は、全日空の東京ー羽田間1日4便のみで、成田空港をハブにした国内、国際間の利便性は格段に上がる。
6月5日荘内日報に「低調な予約率に危機感」の見出しで知事の不満が爆発したように報じられていた。囲み記事によれば、4月18日に予約開始以来1か月半なるのに、予約率が1~2割。「最初が肝心。今のままではすぐ撤退される。トップセールスで頑張ったのに」と庄内の反応の悪さに言及した。
全く同感である。私自身8月の就航だし、まだと軽い気持ちでいた。しかし、これではダメと思い庄内―成田の予約をする事にした。新聞広告で「6月14日18時から、19日18時の期間に予約すると「片道1990円」のスーパースターセールを知った。
慣れてない私は、庄内発の予約を14日の16時頃にしてしまった。スーパーセールに2時間早い。何もわからず、座席指定や各種付加価値の排除もしなかったので、加算され二人で片道2万500円となった。安いことは安いがそれ程ではない。
5日に帰る旅行日程を決め、翌日に成田発の予約をした。学習したので座席指定だけで、他の付加価値は全てなしとした所、二人で7千320円である。これは安い。学習効果てき面である。 成田空港は国際線のみならず、国内主要都市と路線がつながっている。那覇、福岡、大阪、北海道も乗り換えで、LCCが使える。時間が少し問題だが、工夫すれば安い旅費で何処にでも行ける。
「都心には遠い」の先入観は間違いだ。庄内の底力を見せる時である。