今朝の山形新聞「やましんサロン」に、東京から酒田市に移住された幅屋不二子さんの投稿があった。
山形美術館で開催中のロマンティック・ロシア展を鑑賞された時、山形市までのアクセスの不便さを酒田市民として捉えたものである。幅屋さんは「なぜ山形市はこんなに遠いのでしょうか。山形新幹線に乗るのに新庄で、行きは25分待ち、帰りは49分待ちです。山形着まで行きが2時間18分、帰りが2時間54分・・長すぎませんか。酒田市民のこともお忘れなく」と訴えている。
全く同感の私は県議在職中、同様の質問や活動を繰り返してきた。県民会館も駅西口に完成する予定である。モンテディオ山形のホームグランドは天童駅近くにある。米沢、東根、村山など行ってみたい所は山ほどある。高齢化が急速に進む中、山形新幹線庄内延伸は不可欠の鉄道インフラと思う。
県議在職中の質問には決まって「庄内の意見が割れている」「フル規格新幹線が優先」の答弁であった。板谷峠のトンネル化に1500億円かかるとJR東日本が試算を公表している。殆どが県費負担である。内陸の県議の皆さんから、これを機会に庄内延伸が有効と意見を頂いていた。
県内孤島「庄内島」は高齢化が進む中、不可欠なのは鉄道インフラである。少子化で進む通学のエリア拡大にも役割は大きい。市長選の公約にも注視する必要がある。