Nonsection Radical

撮影と本の空間

寝物語り

2011年02月27日 | Weblog
どうもノドの腫れはひかなくて、だいじをとって安静に寝て過ごす。
もちろん布団から両手は出してだ。
枕元にはニャンコが丸まって看病してくれる。
ただ寝ているだけでは妄想がわいて来るので、手には文庫本。
ジェフリー・ディーバー著「ウォッチメーカー」文春文庫
鑑識小説と言いましょうか。
物語が何層にも重なって繰り広げられ、「そうだったんだ」と思ったらどんでん返し、それでまた「そうだったか」と安堵するとどんでん返し、結局最後には「えっ、そうだったの」と1冊で日本の小説では数冊分の物語が展開していく。
それに比べればテレビの橋本某の鑑識課員ドラマなど稚拙で、同じ「物語」でも作りが違いすぎる。
リアルさの「作られ方」が違う。
それがホントかどうかの問題ではない。
まあそんな事を考えながら安静に過ごしていたが、さすがに夕方には腰が痛くなり、異常に気温も高い事もあって散歩に。
夜には雨が降りだし、週明けからは雨の通勤となる事確実。
コメント
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