キレイな写真

ストックがなくなったのでキレイな写真を撮ろうと大阪へ。
キレイな写真とは、美しいと思ったものを撮った写真。
その「美」の幅を広げる為に、いつもあれこれ思考しているつもりだ。
枯れた花にも美が宿り、古びた街並みにも美を感じる、フレッシュなストリートにも若々しい美を発見しと、美しいと思う気持ちの幅を広げれば、この世のアチコチに美を発見できるのだ。
その美しいと思ったものを、美しいと感じたエッセンスを折り込んで写真にするのが難しい。
その場であれやこれやと悩んでも写りはしない。

大阪でその美しいものを探すのがまた難しい。
オシャレに気を使っていて、そのくせナチュラルで、そこそこ古びた味が醸し出されていて、他の人が気づかない。
まるで女性に対する美の理想みたいだ・・・（現実にはそんなに理想は高くありませんが）。

それでチンタラ大阪駅から難波まで歩いたのだけど、なかなか美しいものに出会わない（美しい人はいたが）。
知らない通りに入って、目と心を見開いて歩くと、少しずつシャッターを押す機会が増えた。
時たま通りかかる人が、カメラを向けた先を怪訝そうに見るのだが、そこには想像するようなものは何もない。
「このファインダーの中にだけ、あなたに見えない素敵な世界があるんですよ」とつぶやく。

関西電力本社前にて、一人抗議デモ行進。
先客が2人いたのは驚き。
金曜夕方だけが抗議の時間じゃない。
いつでも個人で抗議に行ってイイはずと思ったが、御同輩がいたとは敬服。
もちろん本社ビルは休日にて閉鎖中。
それはどうでもイイ事。
抗議の為にここに立っているという事が大切。
「原発止めるどうこうよりも、そのいいかげん体質なんとかしろよ」と独り言。
難波のジュンク堂にて
追撃の森　ジェフリー・ディーヴァー　文春文庫
短編ベストコレクション2012　徳間文庫
購入し、徒歩で大阪駅へ戻り帰宅。
帰宅後すぐに雷雨にて、日頃のおこないの良さを証明。






西国街道 京都府向日市五辻から切ノ口




長岡宮跡 京都府向日市