現在読書中は日本の政財界の閨閥についての話。
閨閥とは「妻の姻戚関係で結ばれた勢力・集団」という意味。
カネや身分のない男は、カネや身分のある女と結婚する事でカネや身分を手に入れて、カネや身分のある男は更にカネや身分のあるつながりを手に入れる。
女側はカネや身分を元手に更なる政財界でのつながりを作る。
おそらく有史以来行なわれてきた姻戚関係ではあるが、それがそのまま現在でも引き継がれており、その相関関係を見る事で日本の上流階級の姿が見えてくる。
が、そこに興味があるわけではなく、そういうつながりの政財界が、現在の世の中で、どのような経済活動をしていて、その行く末に活路はあるのかという点に興味がある。
というのも、結局明治維新からの重厚長大産業同士のつながりが、現在の、そしてこれからの産業になにか力を発するかというと疑問に思うからだ。
IT産業、サービス産業など、しょせん下級の仕事と思っている間に、世の中はそれが中心になり、第二次産業は衰退の衰退へと向かっている。
それでも安倍内閣の進む道があらわすように、既存産業への重点政策中心のやりかたでピケンズの証明したように上層階級が更に資産を集中させる事ができるのか、あるいは金融による富の集中がアメリカのようにできるのかと注目している。
大名が華族になって生き延びたように、はたして閨閥によるつながりの政財界が、生き延びる事ができるのだろうか。
そこにどんな産業を持ってくるのかが気になる。
上池田1丁目の街並み
大阪府池田市上池田1丁目
撮影 2014年10月25日 土曜日 14時20分
閨閥とは「妻の姻戚関係で結ばれた勢力・集団」という意味。
カネや身分のない男は、カネや身分のある女と結婚する事でカネや身分を手に入れて、カネや身分のある男は更にカネや身分のあるつながりを手に入れる。
女側はカネや身分を元手に更なる政財界でのつながりを作る。
おそらく有史以来行なわれてきた姻戚関係ではあるが、それがそのまま現在でも引き継がれており、その相関関係を見る事で日本の上流階級の姿が見えてくる。
が、そこに興味があるわけではなく、そういうつながりの政財界が、現在の世の中で、どのような経済活動をしていて、その行く末に活路はあるのかという点に興味がある。
というのも、結局明治維新からの重厚長大産業同士のつながりが、現在の、そしてこれからの産業になにか力を発するかというと疑問に思うからだ。
IT産業、サービス産業など、しょせん下級の仕事と思っている間に、世の中はそれが中心になり、第二次産業は衰退の衰退へと向かっている。
それでも安倍内閣の進む道があらわすように、既存産業への重点政策中心のやりかたでピケンズの証明したように上層階級が更に資産を集中させる事ができるのか、あるいは金融による富の集中がアメリカのようにできるのかと注目している。
大名が華族になって生き延びたように、はたして閨閥によるつながりの政財界が、生き延びる事ができるのだろうか。
そこにどんな産業を持ってくるのかが気になる。
上池田1丁目の街並み
大阪府池田市上池田1丁目
撮影 2014年10月25日 土曜日 14時20分