許せない!母の願い踏みにじる憲法改悪
5月12日は「母の日」。県外にいる長男夫婦から妻にカーネーションが届き、妻は笑顔満開です。さて、母の日の起源は17世紀のキリスト教の行事に由来するものらしい。アメリカでは南北戦争終結直後の1870年、女性政権運動家ジュリア・ウォード・ハウが、夫や子どもを戦場に送るのを今後絶対に拒否しようと立ち上げり「母の日宣言」を発したとあります。日本では1931(S6)年に遡るそうですが、この年から満州事変が起こされ、日本の侵略戦争に突き進んでいった時代でもありました。
それから80年後の現代の日本はどうでしょうか。「自民党改憲案」が発表され、憲法96条の改定を足場に戦争放棄を明示した9条をはじめとする憲法全面改憲の動きが加速しています。戦争によって夫や子どもの命を奪われることをのぞむ母は、世界中ただ一人もいないでしょう。そうした母の願いをも踏みにじる憲法改悪は、絶対に許せません。