公約違反は許されない
「聖域なき関税撤廃を前提にする限り交渉参加に反対」・・。先の総選挙で自民党候補はこぞって声を張り上げました。なんとも回りくどい言い回しでしょうか。TPPに対する態度ですが、一般の国民には何とも分かりにくい表現でした。はっきりと「関税撤廃なら反対」と言わないことに、実は現段階のTPP対応への布石で、公約違反の確信犯ともいえます。そうして当選したわが県の自民党議員の声は、少なくともいま私には聞こえてきません。そして、TPPに反対ながらも自民党を「信頼」し一票を投じた農家のみなさんをはじめ、国民には何ら説明もなく「関税撤廃が前提ではない」とは・・・・。公約違反は許されません!
公約を守る行動を
どこまでも力で国民世論をねじ伏せようとするのか。これが安倍政権だと肝に銘じて国民的大運動を進めなければと思います。そして郷土秋田の農を本当に守るというなら、信じて国会に送り出された議員は、公約を守る行動に出るべきです。県民は、いま固唾をもってあなた方の発言、行動を注視しています。あなたたちは国民に選ばれたことを忘れてはなりません。