コントロール・ブロックされる情報
3月1日、「なくせ原発、住民本位の復興を」と集会が開かれ、福島県いわき市議渡辺博之さんが原発で働く労働者の劣悪な実態を報告しました。危険手当の会社によるピンハネ、放射線量のごまかし、低賃金など、渡辺さんに寄せられた労働者の生々し告発でした。いま、東電や仕事の元請の大手ゼネコンからも箝口令が敷かれ、多くの労働者は口が開けない状態の中、勇気を出して告発した声です。安倍首相は、「原発はコントロールされ、放射能は完全にブロックされている」と世界に発信しましたが、コントロールブロックされているのは“情報”で、政府・東電の国民や原発で働く労働者への姿勢に怒りを覚えます。