地方からの声として
12日、2014ワールドカップが開催され熱戦が始まりました。一方国会では「集団自衛権」行使容認に向け、しゃにむに突っ走る安倍政権の危険な暴走です。日本共産党市議団は、議会運営委員会で13日、教育制度の改悪、農業委員会の公選制廃止、立憲主義を否定する憲法解釈に反対する意見書の3本を提出しました。とりわけ安倍政権の勝手な憲法解釈によって、“憲法を憲法でなくする”閣議決定は絶対許してはなりません。その意見書に対し、各会派はどう反応するのでしょうか。私は、提案理由として『戦争する国、できる国にしてはなりません。地方からしっかり声をあげるべき』と主張しました。
国民の命と引き換えに政権連立?
公明党は、結党時に確か「平和の党」を声高に宣言したはずです。ところが、いま安倍政権と共に国民の命を戦争という最悪の事態で奪い取ろうとしています。集団自衛権をいくら「限定的」と言っても、容認することは同罪と言わなければなりません。連立政権を維持するために、国民の命との引き換えは、支持層の学会員はもとより国民からの猛反撃に遭うでしょう。どんなに言いつくろっても償うことのできない道を進むのでしょうか?
立憲主義を否定し、憲法解釈を時の政権が思うがままに行えるとしたら、憲法そのものを骨抜きにし“独裁”につながります。二度と過ちを犯さない国民的共同の大運動が必要です。一緒にがんばりましょう!