農家の声聞えないのか?
9月議会、19日の教育産業委員会で、「農業改革の中止」と「過剰米の緊急処理」を政府に求める請願2件が審議されました。農政改革の関する請願には、「農業委員委員会も農協の改革は必要」として、最大会派と公明党などが請願に反対。「過剰米の緊急処理」の請願は、唯一公明党が反対しました。その理由として「新たな税金の投入につながる」との理由からでした。2つの請願とも今後の農政を問う重要な内容を含んでいます。「農業改革」には、農業委員会と農協の解体を軸に、企業参入をはかる安倍政権の意図が示されています。特に「過剰米処理」は、米価暴落の下で緊急の問題です。農家・農民の声をいとも簡単に「反対」する真意はなんでしょうか?米価の暴落は、農家のみならず国内経済・地域経済に大打撃となります。今日9月24日「しんぶん赤旗」掲載の日本共産党秋田県委員会の試算では、全国で約328億円以上の減収です。農家の悲鳴をしっかりと聞き、支援の手を差し伸べなけらばなりません。日本共産党市議団は、2件の請願を「採択するべき」として本会議でも討論を行います。