12月14日投開票の衆議院選挙で、自民党は290人当選。マスコミはこぞって“自公大勝”と報じました。が、ちょっと待てよと思いました。自民は公示前から5議席減、公明は4議席増でほぼ現状維持です。確かに相対では公示前とほぼ同数ですが、これが小選挙区制度の成せる技。日本共産党は、8議席から21議席の躍進で、議席獲得の伸び率は9党中、断トツの2.6倍でまさに自供対決の選挙戦でした。これから新しい国会で、集団的自衛権をめぐる安保法制や「憲法改正」など、日本の将来がかかった闘いがはじまります。安倍首相は、この選挙結果で“国民から白紙委任”“政権が信任された”と思うなら、思い上がりも甚だしいものです。自公政権と国民と日本共産党の新たなたたかいにがんばります。
自己紹介
1952年生まれ。秋田県立東高校卒。秋田民主商工会相談役。日本共産党秋田地区市民生活相談室長。前秋田市議会議員。
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