秋田南税務署HPより
税のあり方と使い道
平成25年度の確定申告が始まりました。自営業者や農業者など個人の申告準備がされています。アベノミクスで景気回基調と盛んに宣伝されていますが、申告内容の数字からはその状況は一片も見えません。今年4月からの消費税増税で食堂経営者から「もう商売はやっていけない」と切実な声が聞こえます。さらに平成25年度分から“復興特別所得税”が新設され、25年間の納税が定められています。申告書の下書きを進めていた大工さんは、「なんだこれ?」とびっくり。庶民には税負担を際限なく科して、大企業や富裕層には減税では景気の回復などは望めません。確定申告にあたり、税の在り方や使い方を国民生活の目線で見直す必要があります。