しばらくブログを更新できませんでした。また、投稿したと思いましたが、手違いで、表題のみの投稿になってしい、あらためて打ち込んでいます。
さて、「ペンは剣よりも強し」という言葉があります。イギリスの政治家・小説家ブルワー・リットンの戯曲『りシューシュリ』に用いられた翻訳だそうですが、時の権力におもねることなく“言論“を通じて人々に訴える姿勢を示したものとも言えます。ところが今日のNHKの会長の「政府が右というものを左と言うわけにはいかない」発言や、経営委員の作家百田氏の「南京虐殺はなかった」発言には唖然とさせられた。そして今度は、同じく経営委員の元埼玉大学教授の長谷川氏の右翼の新聞社へのテロ・自殺行為に賛辞をおくる姿勢には、いったいNHKはどこに行こうとしているのかと、その先に大きな危惧を抱くものです。ここにも安倍政権のめざす方向がはっきり表れています。本丸の「憲法改正」へひた走る安倍政権に、NHKはペンを投げ捨て追従するのでしょうか。いまこそマスメディアの真実の報道姿勢が求められます。戦前、「大本営発表」に翻弄させられ、戦争へ国民を駆り立てた言論統制は、決して許してはなりません。