保険あって介護なし
秋田市議会が開催されていますが、第6期介護保険料を月額918円アップの基準額月額6232円に設定する提案がされています。高齢化が進み、要介護者の増加や、サービス利用の伸びが大きな要因としていますが、大きな負担増となります。所得段階別の保険料は、7段階から12段階に細分化しましたが、所得の低い層の引き上げが目立ちます。非課税基準以下の生活をしている人が増えていて、こうした負担は暮らしを圧迫するものです。「保険あって介護なし」では、「老後介護安心」の目的とは正反対です。また、事業所への介護報酬引き下げは、介護に従事者の介護離れが加速されることになります。安倍政権がすすめる介護制度の改革は許されません。