山茶花談

さざんかだん

春がくる

2022-02-28 | ペン画



もう18時になるのに
窓から見える空は、淡い藍色に紅がほんのりたなびく
春の色合い。

こちらは山で都心より寒く
ようやく梅は半開きです。

わたし達は
いつも同じ歴史を繰り返しながら
いのちの世代が交代し続けてています。


何度も繰り返されながらも
平和を望む気持ちは
幾世世代が変わってもきっと同じように
春の空を眺めて感じていたはず。


昔も今もこれからも
いろんなことが起こりますが
春の空はとても静かで柔らかくて平和です。

もうすぐ花開くつぼみや新緑は
いろんな場所で様々に生きているわたし達に
ほんのつかの間
きっと穏やかな気持ちを与えてくれる。


いつの時代も
平和を幸せに感じる気持ちは同じ。

もうすぐやって来る春の季節と同じように
わたし達も
他のたくさんの生き物たちを抱えながら
平和を望む気持ちを持ち続けていたい。



※ 「花札 2月 梅に鶯」   Pen  Gouache(Gold,Silver)





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