2021年10月23日 美浦TC在厩
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10月23日(土)東京11R・富士S(G2・芝1600m)に52kg池添騎手で出走し、初重賞制覇を飾りました。勝ち時計は1分33秒2、馬体重は前走から2kg減の484kgでした。スタートの出がもうひとつでしたが、行き脚がついて中団馬群の中でレースの流れに乗りました。そこからは馬群の中でじっと脚をためて、直線を迎えて前が開いてから、満を持して追い出しました。抜群の瞬発力を発揮して、残り200mであっという間に先頭に躍り出ました。ゴール寸前で大外から急襲を受けましたが、クビ差でしのぎ切りました。
レース後、池添騎手からは「関屋記念よりも良い状態だったと思います。スタートで立ち遅れたものの、その後はうまくリカバリーできたと思います。直線でも手応えは十分にあって、いつスパートしようかという感じでした。もともと能力はある馬だと思っていましたし、馬体も成長して良くなってきています。ソングラインで重賞が勝てて、本当に嬉しいです」とのコメントがありました。
林調教師は「まずは関屋記念の厳しい内容のレースが本馬にとって、良い経験になったと思います。その経験を活かして、その後はNF天栄で心身ともに成長が促されたことで、今回素晴らしいパフォーマンスにつながったと思います。スタートは上手くいきませんでしたが、その後はスッと中団につけて、折り合いがつきました。池添騎手が上手に乗ってくれたのもありますが、精神的に強くなったのだと思います。頑張って走る馬なので、まずはレース後の状態を良く確認してから、次のことを考えます」とコメントしています。
【レポートの転載につき、サンデーサラブレッドクラブの許可を頂いております】
やったーーーーーーーーー🙌🙌🙌🙌🙌
嬉しい!
嬉しい!!
超嬉しい❗️
もしかしたら、このまま大きいところは勝てないのではないか。
そんな不安すらよぎらせた前走。
ただ、林先生が「僕の責任です」と言った言葉に励まされ、この厩舎を信じてみようと感じていました。
今回も背腰の件など不安もありつつ直前できちんと仕上げてくれました。
東京3Rで調教パートナーがイマイチだったことも不安がよぎりましたが、
パドックで見るソングラインはちょっとゆっくり歩いていて、後ろの馬たちが詰まるくらい。
いつも調教されている助手さんに引かれて良い状態に映りました。
逆にダノンザキッドはずっと大外を回っていてなんだかイライラしていたように見えました。
(それでも4着なのは地力が違うのでしょう)
馬場入り後も落ち着いて見えましたし、何より今日は池添謙一騎手に気合が入っていたと思います。
スタートは指摘の通り出遅れ気味。
よく見るとウイリーしてますww
以下、レース画像はJRA公式より引用
600m通過が35秒台とややスロー。
ここで池添騎手が外目に進路を取ったのが勝因だと考えます。
その前のレースを見ても今日の府中は内側2頭分がハゲハゲで、ダートの様な状態。
最内枠ながら遅れを活かして内に壁を作った点。
そしてカーブを利用して外目にロスなく回していきます。
残り400mの時点では、前に馬がいなくて内に5頭分の一番キレるグリーンベルトを選択。
まさに、ここしかない!という場所から待ってました!と追い出します。
そこからが強かった!
残り200mでロータスランドを捉える展開。
右ムチですが、きちんと手前もかえられたのか、この後伸びてくる外の馬に併せに行きます。
外からダノンザキッド、タイムトゥヘヴン、サトノウィザードが来ていますね。
残り100m、先頭に躍り出るとここから差し馬の強襲にあいます。
残り50m、サトノウィザードがハチ切れんばかりに体を使って伸びてきます。
この時点でソングライン出資仲間と「頑張れー!粘れー!いけぞえーーーーーー!」
と声にならない声で。
※叫んではいけないので静かめに。
クビ差でしたが、ゴール前の感じからまだまだ伸びる気がする脚でした。
久しぶりに涙が溢れてきました。
私としても一口馬主10年。
初めての中央重賞制覇です。
声にならない声で出資メンバーで歓喜の輪。
たくさんのお祝い連絡いただきましたが、返信は全部「やったー🙌」(笑)
もうそれしか浮かびませんでした。
たかがG2と思う方もいるかもしれません。が、我々にとっては最高のG2。
ウィナーズサークルでの口取りは叶いませんが、林先生の顔も誇らしげに見えました。
助手の方も含めて、チーム林徹厩舎。
本当にありがとうございます。
来年はツアーあると良いな。
富士ステークスのレイを掛けて記念写真撮りたい。
クラブからもコメントが入ってました。
嬉しいですね。
本当に本当に感激の重賞制覇でした✨✨
池添騎手のインタビューも、もっと強くなると。
嬉しいコメントです。
優先出走権が取れたので状態次第で次はマイルCSかな。
3歳で賞金も1.5億。
キズナ産駒の左回り重賞初制覇。
3歳牝馬の混合重賞歴代タイ記録。
富士ステークスの3歳牝馬勝利は22年ぶりとのこと。
ソングライン自身も初めての上がり33秒台。
2021年のNHKマイルCは強い馬たちの共演で、シュネルマイスターの2着は伊達ではありませんでしたね。
記憶にも記録にも残る馬となりました。
いやー嬉しくて長文になってしまいました。
一口やってて良かったな。
友人から、素晴らしい馬との出会いは人生を豊かにすると言われました。
今日は出資者の方も集まって、一口のご友人たちもいて出会いもありました。
人と馬の繋ぐ縁。
感謝!!!
今日は興奮して眠れそうにありません。
パドック、レース、パトロールと10回くらい見るかなww
最後に、一口に誘ってくれた友人G君。
2008年かな。
あのキャロットツアーが無ければ今の日は無いです。
これからもずっと一緒だと思うけど、ありがとうね。
本当に皆さまありがとうございました。
一口馬主、趣味に選んで良かった。
ソングライン、お疲れ様でした。
次もまた躍動するのを期待しています📣
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