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ソングライン :安田記念(G1)2連覇・ヴィクトリアマイル(G1)

G1・8勝目に挑む(安田記念/アーモンドアイ)

2020-06-05 15:25:23 | 競馬全般

名馬の条件。いくつもの指標があると思います。

 

・最多収得賞金:キタサンブラック18億7,684万円

        ※ボーナスを含むとテイエムオペラオーが19億円以上で依然TOP

・歴代最多勝:モナクカバキチ55勝(アラブ)

・歴代連勝記録:ドージマファイター29連勝

 

しかし、日本の競馬ファンの記憶に残るモノとしてやはりG1最多勝は非常に大きな指標でしょう。

過去、ディープインパクトなど歴史を代表する馬たちが挑み、超えられなかった壁。

それが芝G1の『7勝』という数字でした。私も折に触れて意識してきました。

安田記念でアーモンドアイが挑むのは、ただの現役最強馬ではなく歴代最強馬への一歩です。

 

【G1 7勝馬】

・テイエムオペラオー(三冠・年度代表馬・顕彰馬・年度代表馬2000)

・キタサンブラック(三冠・年度代表馬2016.2017)

・ジェンティルドンナ(三冠・年度代表馬・顕彰馬・年度代表馬2012.2014)

・ディープインパクト(三冠・年度代表馬・顕彰馬・年度代表馬2005.2006)

・シンボリルドルフ(三冠・年度代表馬・顕彰馬・年度代表馬1984.1985)

・ウォッカ(牝馬のダービー馬・年度代表馬・顕彰馬・年度代表馬2008.2009)

アーモンドアイ(三冠・年度代表馬2018)

 

【G1 6勝馬】

・オルフェーヴル(三冠・年度代表馬・顕彰馬・年度代表馬2011)

・ブエナビスタ(年度代表馬2010)

・ゴールドシップ

・モーリス(年度代表馬2015)

・ロードカナロア(年度代表馬2013)

 

【ダートでの統一G1を含むG1/JPNⅠを7勝以上】

・コパノリッキー 11勝(中央は2勝)

・ホッコータルマエ10勝(中央は1勝)

・ヴァーミリアン  9勝(中央は2勝)

・ホッコータルマエ 9勝(中央は2勝)

 

あの三冠馬ナリタブライアンも5勝、グランドスラムをしたシンボリクリスエスやゼンノロブロイも4勝。

現役ではアーモンドアイ以外での3勝以上はフィエールマン・アドマイヤマーズ、そしてダービー馬コントレイル。

アーモンドアイが今、いかに突き抜けた存在であるかがわかります。

 

この壁に、今週挑みます。

 

【安田記念(G1)】★はG1勝利数

1枠1番 ダノンプレミアム(牡5、栗東・中内田) D.レーン ★

2枠2番 ダノンキングリー(牡4、美浦・萩原) 戸崎

3枠3番 ノームコア(牝5 美浦・萩原) 横山典 ★
3枠4番 クルーガー(牡8、栗東・高野) 石橋

4枠5番 アーモンドアイ(牝5、美浦・国枝) C.ルメール ★★★★★★★
4枠6番 インディチャンプ(牡5、栗東・音無) 福永 ★★

5枠7番 ペルシアンナイト(牡6、栗東・池江) 田辺 ★
5枠8番 ケイアイノーテック(牡5、栗東・平田) 津村 ★

6枠9番 アドマイヤマーズ(牡4、栗東・友道) 川田 ★★★
6枠10番 ミスターメロディ(牡5、栗東・藤原英) 北村友 ★

7枠11番 グランアレグリア(牝4、美浦・藤沢和) 池添 ★
7枠12番 セイウンコウセイ(牡7、美浦・上原) 内田 ★

8枠13番 ヴァンドギャルド(牡4、栗東・藤原英) 岩田望
8枠14番 ダノンスマッシュ(牡5、栗東・安田隆) 三浦

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昨年は、スタート直後に不利があり追い上げましたが3着。

勝ったのは同じ勝負服のシルクが誇るマイル王インディチャンプ。

インディチャンプも今回勝利すればG1は3勝目となり、現役では屈指の存在となります。

今後、コントレイルが三冠馬を目指す中でますます厳しさを増す種牡馬争いのため、

貴重なステイゴールドの短距離種牡馬としても勝っておきたいところでしょう。

ディープインパクト後継争いで種牡馬に名乗りをあげたいダノンプレミアムや待望のG1制覇を目論む

ダノンスマッシュ・ダノンキングリーという同一馬主3頭もいます。

 

G1馬は10頭。セイウンコウセイ・ケイアイノーテック・ミスターメロディのようなやや一発気味

のG1馬もいますが、好メンバーの揃ったこのレースでG1の新記録となればアーモンドアイと

してはこの上ないストーリーでしょう。

半数以上が社台系のノーザンファームと追分ファームというのも、また悩ましいところ。

 

さて、ここで考えます。

 

アーモンドアイはG1最多勝を飾ることができるのか。

 

あと2日悩みますが、、私はここではないかもしれないと考えています。

前走後ルメール騎手が「練習としては最適だった」と言っていました。なので、G1とはいえ

ヴィクトリアマイルは楽勝だったのでしょう。

※そんなVMでWIN4まで来ながらラヴズオンリーユー1点で外した恥ずかしい人は私です。。

 

話がそれましたが、それでもアーモンドアイにとって初めての中2週は本当に大丈夫か?

おそらくですが、宝塚記念は回避でも秋の天皇賞・香港かJC→有馬記念を使うでしょう。

そうするとあと2~3回はG1制覇の機会があります。

アーモンドアイがG1最多勝を飾ること、それはきっと成し遂げられるのでしょう。

でも、ここではないかなあ。。(だんだん弱気になってくるw)

 

色々な意味で楽しみな安田記念。

個人的には5/17のWIN5の借りを取り返したいし(結局そこかよ)、もしアーモンドアイがG1最多勝を

飾るのであればその素晴らしい歴史が変わる瞬間を、この目で目撃できることは大きな誇りです。

 

無観客競馬が続きますが、今週も頑張って、そして競馬を楽しみたいですね!


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