2024年10月13日 美浦TC在厩
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10月13日(日)東京・芝1800m戦に56kg横山和生騎手で出走し、馬体重は前走デビュー戦から+22kgの506kgでした。
レースでは、五分のスタートを切ると、軽く促してハナに立ちました。先頭で向正面に入ると、そのまま馬群を引っ張り、道中は淡々と自分のペースで逃げました。先頭で3コーナーに入ると、その後もロスなく立ち回り、ポジションを保って直線へと向きました。どれだけ粘れるかというところで、鞍上の叱咤に応えて、残り300mあたりまでは先頭をキープしました。しかし、そこからは脚色が鈍り後退。一気にライバルたちに交わされてしまい、最後は勝ち馬から1.5秒差の8着で入線しています。
「スタートもうまく決めてくれましたし、行き脚もついたので楽に先行することができました。ただ、四肢の運びがきれいではなく、推進力を生かし切れていない印象を受けましたね。終始ハミにモタれているような部分があり、勝負どころで手綱を緩めると、ダラッとした走りになってしまいました」(横山和生騎手)
「申し訳ありませんでした。今回はスタートをうまく決め、いいダッシュを見せてくれた様子からは、一定の成長を感じました。ただ、ジョッキーからも指摘があったように、走り方が荒削りでスピードを生かし切れていないという課題が挙げられました。トモの緩さが残る部分もありますから、調教・レース経験を重ねつつ、改善に努めていきます。まずはレース後の状態を見つつではありますが、次走はダート戦も選択肢に含めて検討していきましょう」(栗田調教師)
【レポートの転載につき、G1サラブレッドクラブの許可を頂いております】
いやー、エルフストラックかと思いました。
逃げてバテて敗退。
ただ、クラシックトライアルでも好走したエルフストラック🧝♀️との違いは、
単純にバテバテで残り数百メートルはブラックセイバー本人も「あれれ?なんかもう体力がないぞ?」と思ったでしょう。
同じ鞍上の和生騎手だけに、この違いはとてもよくわかります。
エルフの逃げはラストに脚を繰り出すタイプではないのでできる限り引き離してマイペースで逃げて残り数百メートルも自分なりのラストの脚で粘りながら勝負するタイプ。
対して昨日のブラックセイバーは、単純に上手くゲートを出たけどスタート直後からバラバラで、
パトロール見るとわかりますが一頭だけほとんどジョギング。
ただし、バラバラなので首は高いわ、脚は出ないわ、騎手とは噛み合ってないわで
逆によく最終コーナーまで先頭で来たな、という感じ。
そこからは記載の通りで本人の気持ちとは裏腹に全くスピードが出ず。
多分チグハグなジョギングながら、本人としてはオラオラー!と走ってるので体力を消耗しています。大型馬ですし、昨日は22kg増でしたから
「おかしいなぁ、スピードが出ない!」
と思いながら走ってたに違いありません。
誰が悪いでもなく、しばらく時間がかかりそう。
また、次は多分ダートですが本質的には芝馬だと思います。
ダートで結果が出れば良いなぁと思いますが、芝スタートのダートが理想ですね。
続戦だといいですが。
栗田先生のハードトレに期待します。
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