アイアンマン誌のボディビル世界チャンピオンの鈴木雅さんのトレーニングアップデート術の連載が終わりました。
私は雑誌の連載というのは普段あまり読まないのですがこの連載だけは読んでいてS&Cのスタッフにも勧めています。
トレーナーとしてわかりやすく、「何をどう伝えるか」という意味ではとても参考になります。
鈴木選手の言葉を借りると、トレーニングには「論」がたくさんあって、考えすぎるととても難しくなってしまいます。
「論」に振り回されているトレーナーやトレーニーもたくさんいると思います。
トレーニング理論というのは、例えば重量なのか回数なのかボリュームなのかという事を考えた場合、それぞれが目的によってメリットもデメリットもあってその組み合わせという事になります。
たまにユーチューバーのトレーニングを見た方から「これはどうなんですか?」と質問されることがありますが、それがボディメイクだったりストレングスだったりファンクショナルだったりとトレーニングの目的にもよりますし、体を壊すような間違った動作でなければ正しいとか正しくないという答えは難しいと思っています。(もっと良い方法があるという事は多々ありますが・・・)
鈴木選手の連載のテーマは「体の正しい動かし方」という事で長く運動指導に携わる私としても目から鱗だったり、こういう説明がわかりやすいなと思う事がたくさんありました。
アイアンマンはS&Cの本棚にバックナンバーが揃っていますのでぜひ鈴木選手の連載は読んでみるのをお勧めします。