今年も残すところあと一週となり、競馬も有馬記念を迎えます。特に出資馬が出るわけではなく、いつもよりもワクワクするという感覚はそこまでありませんが、それでも一年間の総決算という感じがあり、有馬記念の開催週という意味で特別ではあります。
今年は出資馬の勝利がかつてないほどであり、未勝利戦を含む条件戦をたくさん勝てました。一方上のクラスではロードアクアがオープン戦を一勝しGⅠレースに出走してはくれましたが、クラシック路線には縁遠く、また、優勝争いからはさらに遠いところにいますので、来年は出資馬で大きなレースを賑わせることが出来れば良いなあと思います。
そして、今週はそこに1番近いと思えるバーデンヴァイラーが出走しますので、今年の総決算であり、来年を占う意味でも大事なレースを迎えることになりました。
●バーデンヴァイラー 摩耶S 阪神10Rダート1800m
2週前の二勝クラスのレースは、C・デムーロが楽々と勝利に導いてくれました。そして、中一週で3勝クラスにちょうせんすることになりました。
ここは小頭数ながら同じように条件戦を圧勝しているウィリアムバローズが最大のライバルになると思います。相手が先手を取って2番手につけていく形になると思いますが、時計が速くなると後ろから差される形にもなりますので、落ち着いたレースを期待したいです。
ここを勝てればいよいよ来年はオープン戦に挑戦。ダート戦はクラスの壁が厚い印象ですが、まずは第一関門を一発通過して欲しいと思います。
●ロードシュトローム 3歳以上二勝クラス 阪神ダート1400m
今年1番頑張って走ってくれたと思います。前走は流石に疲れが溜まり、心身共に疲労感があったように見え、もう少し長く休んでくるかと思っていましたが、意外に短期間の放牧から戻ってきました。
少し距離が長い印象もありましたので、1400mと距離を短くしてのレース。ずっと先行してばてるレースが続いていますので、少し早めのペースで控える競馬を覚えてもらいたいと思います。
ここは一気に勝利まで、とはいかない気がしますが、無事に回ってきて欲しいです。
●アイスジェイド 障害未勝利 阪神2970m
前走の初障害戦は障害に苦戦した感じでしたが、最後の直線はバテることなく走り切ってくれました。
障害戦は常に怪我が不安ですが、この馬に初勝利を挙げて欲しいので、今年最後の出走を記念すべき勝利で飾りたいです。
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