ハーブ園再生プロジェクト①をご覧いただいて
ありがとうございます
新潟県立植物園のハーブ園の再生プロジェクトの続きです
シーズンノートは花と緑のアドバイザーにも登録しています。
今回のハーブ園再生はそのような活動も含めての仕事としての依頼です
いよいよ、ハーブ園を手入れしていきます
冬の間に枯れたようになっていた植物も
温かくなると息を吹き返したように
どんどん伸びます
そして気温が上がると雑草と共に
手に負えないような状況にすぐになってしまいます
ハーブはもともと生命力が旺盛です
ひと夏過ぎたら、もう大変です。
ハーブ園の再生は
3月から準備をはじめ、土を起こすなどして
4月から毎月のハーブ講座と連動して行う予定でしたが
新型コロナウイルスの自粛により開催が遅れてしまいました。
植物園は新潟県の県立の施設なので
状況が整わないと行うことは出来ないのです。
そして、時を待ち
6月に始動することが出来ました
でも、活動中はマスクは必須です
外でも出来る限りのソーシャルディタンスです。
6月から始めると
すぐに真夏になってしまうので
秋に向かって出来ることをしようと
方向転換して行うことになりました。
打合せをして、どの部分を生かすか考えていきます。
初日はシーズンノートのスタッフだけではなく
植物園のスタッフさんやボランティアの方も
協力してもらって行えました
一人の力では出来ないことも
仲間がいて、協力者が増えると
どんどん前に進むことが出来ます
マンパワーですね
協力し合えると、なんだか力が湧いてきます
それぞれに、植物に向き合って
距離を取っていても一体感があります
まず、
まだちゃんと生きているハーブたちを
手入れします。
伸びて荒れてしまっている部分を
カットしていきます。
お花を摘むように切りそろえます。
このように切りそろえるだけでも
また生き返るようになります。
伸び放題に伸びて、土も硬くなった
メインの花壇です。
思い切って、植栽を入れ替えます。
土も、腐葉土や燻炭、苦土石灰混ぜて
ガチガチの土に空気を含むように
やわらかい土にしていきます。
とても、力のいる作業です。
植物園の職員さんも一緒に行ってくれます
残すハーブもあり、植えるハーブもあり。
メインの花壇になるのでツルバラのアーチ周辺を
切りそろえて整えます。
レンガもこの後、きれいに洗っていきます。
残す部分と、植え替える部分。
とても判断が難しいのですが
必要な作業です。
他の花壇も、短く切りそろえたり
土を入れ替え栄養を与えていきます。
そして、新しいハーブも植えていきます。
これから暑くなることを考えて
夏に耐えられる植物がメインです。
花壇周辺の雑草も取り除いていきます。
梅雨の時期ということもあり枯れることはないと思いますが
まだ赤ちゃんたちなので
根が張るようにと、一つ一つ心を込め植えていきました。
支柱が必要な植栽も、ここを登っていくんだよと
言い聞かせるように、支えていきます。
そして、切りそろえたハーブも
種類分けして、束ねていきます。
植物園のハウスでドライにしてもらいます。
ドライハーブは
タッジーマッジーなどのブーケ
で生かしていきます
生まれ変わるのですね
この日は2時間ほどの作業でしたが
人数が多かったおかげで
かなりスッキリすることができました
遠目で見るだけでも
だいぶ見違えるようになりました
うれしいです
手入れするって大事ですね
まだまだ、手入れは日を分けて行っていきます
蒸し暑い日でしたが、マスクが必需の状況なので
こまめな水分補給をしながら作業を行いました。
やりきった心地よさのあと
恵みの雨が降ってきました
ちゃんと育ってくれるかなぁ～
見て元気になるような
ハーブ園になるといいねと
みんなで心地いい疲れを感じながら歩いていくと
帰り道に、綺麗な花が咲いていました
ハーブ園の再生にはまだかかりますが
植物園は中も外も
沢山の植物があります
植物園のお散歩マップがあるので
季節の植物を見ながらぐるりと散歩するのも
楽しいですね～
土を感じ、風を感じ
植物の育つ力を感じる
とても心地がいいです
次回もお楽しみに
自粛生活のストレス
7月9日（木）
」
路子先生
来年度2020年に向けて