脱サラ

夫が脱サラして挑んだ国家試験に合格したのは２回目２６歳の時だ。
次男は今２６歳。合格発表のある１１月には２７歳になる。

高校に行ってる時から私の勘で、この子は跡継ぎになると見ていた。
上の学校に進学するより父親の跡を継ぐための勉強をしたほうがいいと強く勧めたが
「僕のことはアテにしないでくれ！就きたい仕事がある」
そして福岡の専門学校に進んだ。

本人にやる気がないのなら仕方ない。
自分たちの代で終わりにすることも考えていたが、まだまだ私たちも若かったので
優秀な人材も入れ機械化も進めそれなりに大きくしてきた。

結局夢破れて涙ながらに福岡を引き上げた次男、就職難もあり父親の下で働く事は
抵抗があったかも知れないが‥
だけど、血は争えないものやね～性質も考え方も似ている父子。
まだまだ高圧的な父親には反発しているが、大人になるにつれ見方も変わってきたようだ。

資格をとったら自分の好きにすると次男の言葉に
資格を取る前からちゃんちゃらおかしいよと茶化していたが、その時期は近いかも。
夫も還暦を過ぎ、何に対しても保守的になってきたことは致し方ないかなと思う。
夢に向かって頑張る子をそっと見守るワタシである。
ワタシの目に狂いは無かったのが嬉しい。

２３日の日記

今年こそ合格なりますように‥
そう念じながら駅まで送った

とかく国家試験というものは合格するための試験勉強をしなければいけない。

普段関連する仕事に就いている者は余計な知識が邪魔をして、苦戦するケースも多そうだ。

今回で４回目の受験。

試験会場は広島。午前の試験なので遅刻せぬよう早い新幹線で行った。
２時半には帰宅できると言って出たのに、何の連絡もないまま帰ってきたのは夕方７時前。

何年も朝一から始まる試験が今年から午後に変更されていたとか！

ちょっとでもテキストに目を通す時間が増えて良かったかも‥と息子。

何寝ぼけたこと言ってるんよね～！もし反対だったら試験受けられなかったってことでしょ。
これが午後からの試験で午前に変わっていたら(そのケースもあったってことやね)
１年間の苦労は水の泡…

そんな大事なお知らせに目を通さないで何てお気楽なんだろうね！
何ら支障がなかったことは幸いなこと。

でも、まぁ出来は上々‥と言う
無事合格したら…１００万上げると言ったけど残念！！そんな金無いワ