私が小学生の頃は給食は無かった。
お弁当持参だった。
それはそれで辛かったものよ~
我が家は貧乏を絵に描いたような家だったので
弁当箱の中身は・・・
とても人には言えない!
当時通っていた学校では底冷えがする冬は
各教室にある石炭ストーブの上に専用の鍋を置いて
弁当を温めるようになっていて
アルミの弁当箱のみ温めてもらえた。
当時は弁当箱と言えばほとんどアルミだったけどね。
木製のを持ってくる子もいた。
鍋がストーブに置かれると
一目散に駆けよって下のほうに置かないと
上の段になるほど温まらなかった。
それと
最後のほうになった生徒の弁当箱の蓋を開けて
笑いものにする意地の悪い男子がいた。
私はわりと背が高い方だったので
席順が後ろの事が多く
いつも出遅れていたように思う。
一度弁当箱の蓋を開けられて
その粗末さを笑われて
それからは、温めてもらうことは諦めて
冷たい、半分凍みた様なご飯を食べていた。
でもあるだけマシで
持たせてもらえない時もあった。
幸いに後ろの席では目立たないので
机に突っ伏してじっと時間の過ぎるのを待った。
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給食費未納で停止という記事を読んでいて
支払えるのに払わない親ばかりらしいが
いつの世も子供に、大人の事情を押しつけて
悲しい思いさせる親が居るんだなと思った。
自分の子供にはそんな思いさせたくない!
そんな思いが私の原動力である。
もうお役御免も近づいてきている。
よく頑張ったね~と自分を誉めてあげたい。