あと数時間で、35歳の自分が終わってしまう、、、
GOOD BYE 35 YEARS OLD、だ。
この一年は、僕の全人生からすればすごく幸せな一年であり、この一年だけをみたら、（いい意味でも、悲しい意味でも）色んなことがあった一年だったと思います。あえていえば、何もなかったけど、色んなことがあった一年でした。
この一年を振り返ると、やはり一番心にずしんときたのは、最愛なる（母方の）祖父母との別れです。二人とも、昨年の今頃は、まだ元気でした。おじいちゃんは、かなり寝たきり状態になっていたけど、それでも、これまでと変わらないような感じで話すことができました。
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この二人との別れが、とにかく一番大きな出来事だった。今思うと、自分の人生の一つの節目になったような気がする。
それから、もう一つ、でっかいことが起こったけど、それはまた後日。いつか。
また、自分の人生の中で、これまた一生の記憶に残る出来事もありました。
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これは、ホント嬉しかった。『離婚家庭の子どもの援助』も嬉しかったけど、それ以上の喜びがあった。自分が書きたいことが書けたし、自分の描く理想の「教育学書」ができたと自負できる。きっと何年経っても、この本は古びないと思うし、色あせることもないと思う。それくらい、完成度の高い自信作になりました。まー、ビジネス的にはほとんどお金は動かなさそうな本ですけど、文化的にはしっかり価値のある本になっていると確信しています。
学会発表はできなかったけど、論文も３本＋１本書いたし、京都フォーラムでの発表も行なった。京都フォーラムは楽しかったなぁ。昔の研究仲間もたくさん集まって、３日間、大いに学校について議論しました。金先生との対話はホント刺激的だったし、このまままっすぐ進めばいいんだ！って、心底思えました。自分は間違ってない、と。そう思える３日間でした。
それから、三度目の学生を連れての訪独・オーストリアも果たしました。学生を連れていく海外研修、これ、やるのはめちゃめちゃ大変です。全部、自分でやりました。フレーベル幼稚園の発祥の地に行き、そこで実際にフレーベルの後継者の先生から話を聴くというのは、すごい貴重な時間でした。SOS子どもの村にも行けたし、スザンネさんにも会えた。全員無事に帰ってこれて本当によかった。サウンドオブミュージックの撮影場所にもなった修道院での静かなヒトトキは、永遠を超える時間でした。あれ以上の敬虔な経験ってもうできない気が… もうこれ以上のドイツ研修旅行は無理！っていうほどで、燃え尽きた感さえあります。
バンドの方は、J-BUSTERSが解散となって、ドラムに集中した１年だった気もします。目に見えて巧くなってる感じじゃないですけど、この一年で８ビートから完全に１６ビートに移行してますね。相変わらず足（バスドラム）のコントロールは微妙ですけど… で、この一年は、新しいバンドに向けての準備期間となりました。曲はそれなりに作っているけど、形にしたのは、二曲だけですね、、、（汗） 『愛しあっていいかい？！』は、今作っているアルバムの柱になります（なるか？！？！）。次の一年は、ドラマーとして、ライブをたくさんやりたいですね。ホント。。。
ラーメンの話だと、遂に遂に石神さん（師匠）と出会ったことが一番の出来事だったかなー。まるわの石井さんに感謝感謝ですね。まー、そのあと、お会いできていませんが、いつかじっくり話したいです。あと、昨日ですが、佐々木晶さんとも出会えました（ギリギリ３５歳！）。ラーメンフリークDr.keiの生みの親が石神さんなら、育ての親が佐々木さんです。今の自分は、この二人の中間地点にいるような気がします。というか、このお二人を両極のモデルとして、その間を進んでいきたいと思っています。ラーメンの嗜好も、この一年で随分変わった気がします。流行的なラーメンがますますダメになりつつあります（苦笑）
それから、ダイエット。今年１月から始めたダイエットも、かれこれ半年が経ちました。劇的に体重が変化したというわけではないですが、１０年ぶり？くらいに、体重が下がっています。ゆっくりでいいんです。ゆっくり痩せていければ、と思っています。ラーメンを美味しく食べ続けることができるために、痩せる。無理はしない。で、かっこいい４０歳を目ざす。それでいいんです。これからもがんばります☆
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改めて振り返ってみると、すごく平和な一年でした。悲しいことや寂しいことはありましたが、人は必ずいつか死んでしまうものです。ちゃんとお別れできたという意味では幸いでした。自分だけのことで考えれば、何もなく、元気に過ごせた気がします。
大震災があり、東北地方では壊滅的な被害がありました。なので、「平和」と言ってはいけないかもしれません。不謹慎かもしれません。そのことは十分に承知しています。でも、自分の人生を語る上では、この３５歳は本当に平穏（＝何も起こらなかった）でした。大きな病気もありませんでした。これ以上に勝る幸福はないでしょう。
人間の人生なんて、いつどうなるかなんて、分かりません。３５年間、生きてこられたことが「奇跡」のような気持ちもあるくらいです。だから、この一年間、何も起こらず、なんとか３６年目に入れることを、素直に喜びたいんです。。。
