ず~~~~~~~~っと…
ずっとずっと気になりつつも、行っていなかったお店に遂に行ってしまいました!
本当に、ず~~~~~~っと、一度行きたいなぁって思っていたんです。
ただ…
そのお店は「うどん専門店」で、「うどんかぁ…」って(;^ω^)…。
僕は、これまでの人生の中で、うどんのいい思い出ってないんです。
安いうどんしか食べてこなかったからかもしれませんが、とにかく、これまでの45年の人生を考えても、「うどん」にいい印象がほとんどないんです。「そば」はわりと好きで、好んで食べますが、「うどん」って、どうしても「よい」とは思えなくて…😿
そんな「固定観念」を覆してくれたのが、秋田の稲庭うどんでした。
稲庭うどんは、うどんなのに(というとあれですが…)心から感動したんです。あの食感は今も忘れられません。うどんもこだわれば、きっと感動できるうどんに出会えるんだろう!とも思いました。
そして、2021年。今年は「ラーメン以外」にもっともっと目を向けようと思っていて、「ならば、あのうどんのお店に行かなければ!」ってなったんです。
そのお店の名は…
麺聞録
であります\(^o^)/
このお店は、1989年、平成元年創業のお店なので、創業32年の老舗店ですね。
もともと四国の香川出身の師匠のお店(新橋)で修行した方のお店らしいです。麺聞録の店主さん自身は四国には行っていないみたいですが、本場四国の讃岐うどんを提供する新橋のお店(現在は存在しないお店)のうどんを千葉で出している、ということになります。
このお店の特徴は、ずばり「安い」!「旨い」!「ボリューム満点」の手打ちうどん!です。
まず、とにかく安いんです。
メニューを見て、一瞬目を疑いましたね。
「なに、この昭和のプライス設定は!?!?」って…。
しかも、とにかくメニューの量もとっても多くて、、、
その中で気になったのは「親子うどん」と「他人うどん」でした。
「親子丼好き」の僕にはちょっと気になる「親子うどん」。
そして、更に気になるのが、「他人うどん」であります。
お店の人に聞くと、親子うどんは、親子丼のように卵と鶏肉の入ったうどんで、他人うどんは、鶏肉じゃなくて、なんとなんと卵+牛肉のうどんなんですって!!! 牛肉ですよ!!!
牛肉を使った親子丼(=つまり、他人丼)をうどんにアレンジのが「他人うどん」ということらしく…。
そもそも、他人丼って何だっけ!?…ってことで、、、
他人丼(たにんどん、たにんどんぶり)とは、鶏肉以外の肉(牛肉や豚肉など)をタマネギなどと一緒に割下で煮て、鶏卵でとじて飯の上に乗せた、丼物の一種である…。牛肉を用いたものは牛とじ丼とも呼ばれる。親子丼が肉、玉子ともに鶏を使用し親と子に見立てて由来されたのに対し、他人丼は別の種を使用していることに由来する。
なるほどー…。
鶏卵+鶏以外のお肉の組み合わせの丼を「他人丼」と呼ぶのか…。なお、この呼び名は関西方面のもので、関東では「開花丼」と言うんですよね。
で、牛肉を用いたものは「牛とじ丼」とも呼ばれるって!?! …ってことは、ここの他人うどんも「牛とじうどん」ってことになる!?!
謎は深まる限り…💦
で、更に、セットもあったので、こちらを食べることにしました!!
ジャジャーン!!!
他人うどんセット(620円)
です!!!
親子うどんじゃなくて、他人うどん!
ひゃ~、もう…、ちょっとよく分からない…苦笑
セットの場合、他人うどんの他に、サラダとかやくご飯が付いています。
これだけ揃って、620円って、、、(;^ω^)、、、
ちょっと尋常じゃない安さかもしれない…
しかもしかも!!
牛肉と卵だけじゃなくて、玉ねぎの天ぷらまで入っているんです!!
天ぷらラーメン普及委員としては、めっちゃテンションが上がります。
天ぷらのせ他人うどん、換言すれば、天ぷらのせ牛とじうどん!
zoom up!
スープを飲むと、…あ、あ、甘い…
この味、牛丼の味わいだ…\(^o^)/
あるいは、牛とじ丼の味わいだ…。
牛丼の味わいのスープのうどん、これはちょっと病みつきになりそうです。
牛の旨みと甘みを感じる幻想的な味わいのうどん…。
そして、和風のダシの旨さも感じて、これは一気に引き込まれます。
牛肉も結構多く入ってて、食べていてテンションが上がります。
うどんはこんな感じです。
とっても力強い極太うどんで、これは僕が知っているうどんじゃない…(苦笑)。
中華麺にはない「歯ごたえ」「力強さ」「極太感」がありますね。
うどんで感動する経験に乏しい僕なので、なんとも言えませんが、ここのこのうどんなら、心から美味しくいただけそうです。このうどんをざるで食べてみたくなりました。
聴けば、このお店でしっかり手打ちで作っているうどんなんですって!!
(どうも、注文してから、うどんを切っているっぽいです…)
…
牛肉が本当に本当に嬉しいですね~。
僕的には、ラーメンのトッピングにも牛肉って合うと思っているんです。なかなか広まりませんが…。
かつて、牛丼のあの吉野家が牛肉入りのラーメンを出していて、それを食べた記憶がよみがえってきました。
>成田空港第二ビル国際線ターミナルで食べた吉野家のラーメンのレポはこちら!
この視点からすれば、牛とじラーメンとか、他人ラーメンって、十分に可能性がある気がします。
総じて、
…これ、イメージ的には、
牛丼×親子丼×天丼÷うどん
って感じ!?!
ちょっと、もう、これは…orz...
想像以上に想像以上のすんごいうどんでした。
こうなると、親子うどんも食べたくなるぞ。…と同時に「他人ラーメン」の可能性も感じました。
googleで「他人ラーメン」を検索しても、何も出てきません!! ってことは、今、誰かが「他人ラーメン」をやったら、それがオリジナルになるってわけですね。
また、「牛とじラーメン」と検索しても、出てきません。「卵とじラーメン」なら、既にこのブログでも紹介したことが多々あります。が、牛とじラーメンとなると…。これまた、その第一人者になれそうですね。
…
それから、超驚きだったのが、セットのサラダです!!
ジャーン!!
分かりますかね?? ドレッシングがスープみたいになっているんです。
最初見た時、「こんなにドレッシングを入れたら、味が強すぎて食べられないよ…」って思いました。
ところが、このドレッシング、スープみたいに「飲めるドレッシング」だったんです。
これだけなみなみとスープ風のドレッシングが入っているサラダなんて、なかなか見たことがありません。
これには、ホンキで驚きました。
このドレッシング、飲めちゃうんです。飲めるドレッシングって…
具もいっぱい種類があって、ちょっとビックリのミニサラダでしたね。
そしてそして、、、
ジャーン!!
自家製、手作り感のあるかやくご飯(炊き込みご飯)です!!
いつも「チャーシュー丼」を愛用する僕にはとっても新鮮な感じでした。
そのまま食べると、「うわ~、あっさりしてる!!」って思いました。
具は、ごぼうとこんにゃくとにんじんかな…。
味が濃くてファットなチャーシュー丼と比較すると、本当に味が薄く感じるんですけど、このかやくご飯を食べて、うどんのスープを飲むと、これがまたもう、とっても美味しくて…。
かやくご飯っていうのも、いいですね~💛
***
ということで、、、
ずっと気になっていた「麺聞録」の初レポをお届けいたしました!!
ホント、ずっとその存在は知りつつ、行けていなかったお店で、感動しました。
「ラーメン」という縛り?を外すと、なんか、面白いなぁ、、、って。
この16年、もっぱら「外食」といえば「ラーメン類」でした。
そして17年目の2021年、ラーメン以外のグルメを探求し始めています。
今年のコンセプトは、New Experiences。「新たな経験」。
ラーメンの外に目を向けると、本当に色々、味世界があるんだなぁって思います。
もっともっと、視野を広げていきたいと思います!!
丼モノもいっぱいあって…。
こりゃ、今年はこのお店に来る機会が増えそうな予感…。
ここの「カレー丼」も、B級グルメ好きとしては食べておきたいぞ!!
こんな素敵なお店を、これまで見過ごしてきたとは…。
己の世界の狭さを悔いる思いでいっぱいです😢
でも、今から、ここから、です。
僕のグルメの旅はまだまだ続きます!!