Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

さゆり食堂@喜多方 限りなくパーフェクトに近い味!

喜多方四杯目は、脱サラで大成功をおさめた「さゆり食堂」。

時刻は11時30分を過ぎ、店前の広い駐車場は満車状態に。
でも、店内が広いので、回転率はめちゃめちゃいいし、
また、はせ川と同様、リストに名前を記入する方法で待つので、
待ち時間が辛くない。

で、その待ち時間の間、厨房から店主さんが出てきた。
たまたま僕のもっていた本にご主人の顔が掲載されていたので、
それを見せて、「ご主人さんですよね?」と話しかけると、
「そうですよ」、と優しい声で答えてくれた。

そこで、少しの間、店主さんと立ち話。

さゆり食堂の「さゆり」は、奥さんの名前ではなく、
この地域に咲く「ひめさゆり」に由来しているのだとか。
また、「ひめさゆり祭」というのがこの界隈で行われる、
ということで、その地域性を踏まえて命名されたとのこと。

また、ラーメン作りはすべて独学で、
試行錯誤を繰り返して今のラーメンを作り上げた、
ということもとつとつと話してくれた。
ポツポツとしゃべるご主人になんかすごいものを感じた。
達観している感が・・・

さて、店内に入ると、ご主人の奥様が優しく迎えてくれた。
このご夫婦あっての「さゆり食堂」だと強く感じた。

店内は、ファミレスくらいに大きくて、広々としている。
テーブル席メインで、家族連れがとにかく多い。
全国からお客さんが集まるが、地元のお客さんも多い。
まさに、全国・地域で愛されるグローカルなラーメン屋さんだ。

スープは、和風醤油テイストで、結構地味な味わい。
はせ川みたいに煮干しの風味は感じられるが、
煮干しがそれほど立っているわけではない。

で、スープの甘味や旨味はまこと食堂に近い味わいで、
味にインパクトやパワーもしっかり感じられる。
それなのに、くどさやきつさは全く感じられない。

何なんだ?!? これは・・・

何てことないのに、ものすごく味のまとまりがあって美味い。
なんか、スープに吸い込まれていく、というか。。。

チャーシューが絶品ということで、僕はチャーシューメンを注文したが、
このチャーシューがトロトロでしょっぱくて美味しかった。
すごく上品に作られている、というか。。。
だけど、武骨なチャーシューになっている、というか。。。

さゆり食堂は、幅広く愛されるお店なんだろうな、というのが結論。
老若男女、マニアも一般人も、観光客も地元客も、
誰でも美味しく楽しく食べられるラーメン店。
こういうお店が近所にあると、やっぱり嬉しいだろうなぁ。

でも、店主さんの不思議な魅力が一番だったかも!?

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