佐渡のラーメンで最も有名なお店は、「ふたみ食堂」。そして、もう一軒、絶対に外せないお店がある。それが、「鮨・長三郎」だ。このお店は、その名の通り、お寿司屋さんだ。地元佐渡で採れる豊富な海の幸を使った真面目な鮨専門店。
だが、(あまり知られていないが)このお店は、実はもともとはラーメン屋さんであった。創業50年以上で、ずっとこの佐渡の地でラーメンを作り続けているのだ。ラーメン屋さんからお寿司屋さんに転身しながらも、ずっとラーメンを出し続けている、という珍しいお店だ。
店内は紛れもなくお寿司屋さんそのもの。カウンターには新鮮な食材がずらりと並んでいる。テーブル席も畳で、ラーメン屋さんの雰囲気は全く感じられない。
だが、メニューを見るとたしかにラーメンがある。こんな経験は初めてだ。 しかも!冷やし担々麺までもある。冷やし担々麺も食べたかったが、今回は断念(旅行だと断念の連続だ…)
ラーメンは、新潟屋台系ラーメンを彷彿とさせる透明でやや黄色がかったさっぱりラーメンだった。が、ここのラーメンのスープは半端じゃない… こんなにあっさりしていてどこまでも奥深いラーメンスープは初めてかも。魚の和風ダシと醤油と鶏ダシだと思われるが、どこまでも奥深かった。なんじゃこりゃ!と叫びたくなった。深い!
で、深いんだけど、ジャンクさもある。強いて言えば、超ハイレベルな日清チキンラーメンって感じかな。僕の好みのど真ん中だ。
麺は中太の縮れ麺。程よい噛み心地で、スープとの相性も抜群だった。
まさに佐渡を代表する人気店だ。このお店も超オススメだ!
ラーメンデータベースにこのお店の情報がありました!(すごい!)