これはまさに「ラーメン発見伝」だった!
おそらくブログなどでは初登場となるお店だろう!!(ネットでは多少情報を確認することができた。例えば こちら)
実は前々から気になっていたお店。天台駅から徒歩10分くらいのところにある。歩いて行けないことはないが、結構アクセスはたいへんだと思う。場所的には、千葉市内から進来軒に行く途中にあるって言えば分かるかな。ヤックス作草部店と進来軒の間くらい。
お店自体はオープンしてから5年目とのこと。店内はカウンターのみで6人も入れば満員になってしまうほどに小さい。店内は(夜だったからか)ちょっと薄暗くて、結構熱気がこもっている。雰囲気的にはレトロなラーメン食堂という感じ。
店主さんはかなりダークなお方だった。ちょっと風来坊って感じで、一度見ただけで忘れられないオーラを放っている。。。(汗) 比ゆ的には、がんこの一条さんに似た感じといえば通じるだろうか。僕ははっきりいって惚れました。
ユニークなのは店主だけじゃない。
なんとなんと、メニューを見ると、ラーメンはどれも400円均一!
つけ麺でさえも400円なのだ。ラーメン類はすべて400円。もうこれを「最強」と呼ばずしてなんと言おうか。これで質が高ければすごいラーメン屋さんということになる! 人よし、価格よし、あとは味だ・・・
オススメのラーメンは「塩ラーメン」とのこと。塩つけ麺もあった(詳しくは以下のメニュー写真を参照!)。店主さんによると、どうやら塩スープが一番のオススメとのこと。また、常連さん曰く、ここのオススメは「味噌ラーメン」とのこと。今回は塩ラーメンを注文することにした。もちろん400円!
出てきたラーメンもまたまたビックリ。正直、ヴィジュアル的にもあまり期待していなかった。だが、上の写真をみていただければ分かるように、なかなか先鋭的なヴィジュアルのラーメンになっている。中央に彩られた水菜とかいわれとゴマが食べ手の心を揺さぶる。
スープはまさに僕の心をとらえる黄金色。白くも黒くも黄色くもない、やや茶色がかった黄金色。このスープを飲んだ瞬間、おもわず体が震えてしまった。なんてことだ!その辺の有名店よりも全然美味しいじゃないか!、、、、と。 ほどよいしょっぱさ、仄かに香る磯の香り(わかめからか?タレに含ませているのか?どちらもか?!)、ゴマの嫌味のない味わい、動物系のコク、どれも悪くない、というか、見事に一体感を成していた。
麺は通常の太さのやや縮れた麺。こちらはまだまだ改良の余地あり?! 量的にも普通の量。どこの製麺所を使っているのかな。無難な麺と言ったところか。
チャーシューは太めのものが一枚ガツンと。このチャーシューの食感、味が抜群によかった。この店主、ただものじゃないな、と感じるチャーシューだった。わかめはかなり多めにのっていた。メンマ(?!)はかなり個性的。これ、メンマじゃないだろ、、と一人つっこむkei。そして、ネギ、水菜、かいわれが塩スープになじんでいる。
この日、ラーメン三杯目だったけど、するりと食べてしまった。とんでもないラーメン屋さんを発見した気分になってしまった。これだけの味と個性とオリジナリティーと低価格をすべて加味すると、千葉の中でもかなりハイレベルなラーメン屋さんだと言わざるを得ない。
*定休日はいつですか?と店主さんに尋ねたら、「・・・ もうすぐ倒れちゃうから、それまで」、という意味不明な返答。また、「どのラーメンが美味しいですか?」と尋ねたら、「うちは日本一売れないラーメン屋さんだから・・・」、と一人つぶやく店主。ダメだ。。。惚れてしまった。。。 カッコよすぎる・・・
ラーメンおざわ
千葉市稲毛区天台3丁目1-31プリンスコーポ106
043-254-2868
11:45-14:00/17:30-23:00
不定休
地図はこちら!