今、一番都内でトレンディーなお店、
知りたくないですか!?!?
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2019年1月4日(夜)。
都内での所用をすませた後、銀座に向かいました。
銀座といえば、元祖ラーメン激戦区。
いつでも、どんな時でも、ラーメン激戦区。
老舗店から最新のお店まで、ずらりと並んでいます。
そんな銀座に、2018年12月、とんでもないお店が突然現れたのです!!
その名も、、、
中華そば銀座八五
です!!
このお店、、、
もう、とんでもないどころじゃないです。
開業してすぐに、あっという間に「行列店」になってしまいました。
ラーメン評論家も有名フリークさんも大絶賛!
2019年の東京のラーメン界を牽引するであろう「超強力な新店」。
詳しくは、Rickyさんこと山路さんの渾身のレポをご覧ください!
このお二人の「解説」があれば、もう語ることはないんですけど…(;´・ω・)
まぁ、「僕視点」で、語ってみたいと思います。
1月4日ということもあり、またその夜ということもあり、
奇跡的に、行列は5人だけでした。
お店の人に聞くと、お昼は1時間以上待ちとのことでした。
5人だけだったので、15分くらいで入れたかな??
店内は、銀座のこじんまりとした高級な和食店って感じ?
外から見ても、ここがラーメン屋さんだとは誰も思うまい、、、
店頭にあるメニューです!!
もう、Simple is bestの極みみたいな感じ??
「中華そば」、「味玉中華そば」、「特製中華そば」のみ!?
いったいどうなっているんでしょう!?
店内に入ると、券売機がありました。
もちろん「特製中華そば」しかないでしょう!!、と。
1050円ですが、ここは銀座ですからね。
それに、きっと値段以上の「価値」を感じることでしょう!
あと、季節折々の限定のラーメンも登場予定だとか。
一杯、なんと3000円のラーメン!?!?
こちらもとても楽しみですねー。
(かつての「藤巻激城」を思い出しました…(;´・ω・))
(今はなにをしているんだろ、、、(;;))
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!!
来ました来ました!
今、最も都内で話題の超強力新店の「特製中華そば」!
もう、見た目のこの美しさだけで、Knock downですよ、、、
なに、この美しさは、、、(;´・ω・)
構成はいたってシンプルですね。
スープ、麺、ぶっといメンマ、チャーシュー、青ネギ、そして味玉。
特製中華そばといっても、王道のトッピングのみ。
このサイトの画像を見ると、特製は煮玉子+チャーシュー二枚ってことかな?
zoom up!
さて、お味は、、、というと、、、
詳しい食材については、上の山路さんのレポを見れば、だいたい分かりますね。
醤油や味噌といった調味料を一切使わない「タレOFF」のスープ。
つまりは、寸胴のスープがラーメンのスープってこと。
先日食べた「高山ラーメン」のように、寸胴のスープをそのまま使用しているんですね。
そのスープですが、、、
僕的に述べるとすれば、
和風スープに感じるけど、
実は洋風スープというトリッキーな味わい
ですかね。
ブイヨンスープっぽい印象というかなんというか。。。
聞けば、煮干しや鰹節や味の素といった「和の旨み」はスープに加わっていません。
むしろ、シイタケやドライトマトの風味が際立っていて、「西洋の味わい」に近いんです。
でも、西洋のスープそのものでもない。そこに「ラーメン的なもの」が加わっている。
お店の雰囲気がとても和風なので、味わいも「和風」を感じちゃうかもしれませんが、
目を閉じて食べると、ヨーロッパの高級レストランにいる気分になります。
(是非、目を閉じて、スープを味わってほしいです)
でも、実際のヨーロッパのレストランで味わえるようなスープでもない。
そんな、和風っぽさを感じる洋風テイストのスープになっていたんです。
店主さんも、ブイヨンスープに近い味わいと仰っていました。
…
ちょっとだけお話させてもらったのですが、店主さん、ドイツにも何度も行かれていて…
わずかな会話でしたが、「欧州への愛」を感じました。
直感的に、「同志」というか「同朋」というか、同じ欧州愛をもったお方だ、と。
海外の料理を知っていて、しかも和のテイストも分かっているからこその一杯ですよ。
スープに「プロシュート(生ハム)」を加えるところも、欧州の影響を感じます。
それは、チャーシューの上にかけられている「ペッパーキャビア」にも通じそうです。
これは、欧州のスーパーなんかでもたまに見る高級ペッパーです。
このペッパーキャビアが、とてつもなくよいアクセントになっています。
風味も独特で、いい意味で、味に大きな変化を与えてくれます。
麺は、こんな感じで、すっきりとした細麺でした。
浅草開化楼の麺を使用しているんだとか、、、
長年、たくさんのラーメン店を支えてきた老舗の製麺所ゆえに、
この独創的なスープの邪魔をしない、名脇役的な麺でした。
するするっとした食感が心地よくて、あっという間になくなってしまいました。
開化楼というと、ど派手でインパクトのある麺が印象的ですが、
実は、こういう「名脇役」的な麺も得意なんですよね!!
チャーシューも、もう、言葉にできない領域で、、、
しっかりこんがり焼けているようなヴィジュアルなのに、
低温調理チャーシューに負けないほどにほろほろの食感、、、
もう、意味不明、、、(;´・ω・)
どうしたら、こんなに柔らかくて、こんがりしたチャーシューが作れるの?
魔法の道具でもあるの??
このチャーシューなら、あと10枚くらいは食べたい、、、苦笑
いやー、あまりにも美味しすぎてですねー、
煮玉子も、なんか、どこか不思議な感じでした。
なんだろ、、、これ、、、。
なんてことないんだけど、なんか不思議な煮玉子??
普通に茹でても作れなさそうな、、、
うーん、言葉じゃうまく伝えられない、、、(;´・ω・)
…
ってことで、、、
海空土と同様、完飲完食しましたー\(^o^)/
このスープ、一滴たりとも残したくないですね。
和と洋が見事に融合したグローバル時代のラーメン。
世界にRamenが広まる中で、王者Japanの維持とプライドを感じる崇高な一杯。
…
あらゆる点で厳しい目をもつ山路さんがあそこまで書いたラーメン。
もう、納得です、、、
僕とて、食べる前はかなり厳しい気持ちで挑んだんです。
でも、一瞬で木っ端みじん状態になりました。
銀座に来たら、またここに来たいって、素直に思いましたもん。
***
最後に、店主さんから教えてもらいました。
「どうしてホテルのシェフから、ラーメン屋さんになる決意をしたのですか?」
「1000円以下で、美味しい料理を楽しんでもらいたかったからですよ」
…
そうか、そうなのか。。。
確かに、日本のフランス料理店は本当に高い。高すぎるくらいに高い。
日本で暮らすフランス人の友人(大学教員)のA氏も言っていました。
「日本のフレンチは、高くてせこい。フランスのお店はもっと量が多くて安いよ」、と。
「日本のフランス料理店はどこも<ぼったくり>だよ。おかしいよ。本当に!」、とも。
フランスだけに限らず、日本の欧州レストランは本当にどこも高い。
いい腕をもっていても、高い技術をもっていても、その技術が皆に伝わらないというのは、
料理人としても、とても悲しいし、また、もったいない。
ここ「八五」のラーメンは、たった1000円で味わえるシェフの味なんだと思います。
そうですよね、、、
やっぱり、せっかく高い技術をもっていたら、それをみんなに味わってもらいたいですよね。
でも、高級なフランス料理店にいる限りは、それは不可能な話です。
なんか、店主さんの想いは「共有」できたかな、と思います。
個人的には、是非是非、デートで行ってみてほしいです。
ここの味の分かる人となら、、、きっと、大丈夫だと思います(何が??(;´・ω・))
行列で待っている時間もまた、恋人となら楽しいはず。
銀座でデートして、夜はここで美味しいラーメンを恋人と食べる。
いいじゃないですか~~~\(^o^)/
恋せよ、乙女♡
食えよ、ラーメン♡♡