船橋ラーメンツアー第四弾は、963(くろさん)。
老舗の味一、90年代系の阿修羅、00年代系のでめきんと続き、
今度は船橋で最も新しいタイプのお店、963。09年7月オープン。
想像通り、黒川さん=くろさん=963という展開だった(苦笑)
ちなみにこのお店はでめきんの二つくらい隣りなだけ。
でめきんと963は、同時に食べられる。これは結構嬉しいかも。
でめきんもスタイリッシュだったけど、もっと先鋭的なお店。
イメージ的には九月堂@渋谷とか、づゅる麺Aoyamaみたいな感じ。
いったい何のお店か分からないところが特徴かな。
でめきんは居酒屋風と捉えられるんだけど、
963は居酒屋風だけどカフェ風でレストラン風でグッズ店みたいな、、、
ここは963ラーメンと味噌ラーメンしかない。
なので、963ラーメンのみ注文した。
いわゆる「無化調系」?!?!
繊細でかつ魚粉の風味が炸裂する「淡麗系」。
ライトこってり系で、まさに「ネオあっさり」と言えるかな。
鶏系スープとのことだが、色々使っているのはよく分かる。
魚介の味が強いので、苦手な人はキツイかもしれないな。
油成分が多くて、あっさりだけどすごくファット。
(フリーク用語でいえば、シャバ系だけどギトギト)
ここのラーメンを「オイリー」だという声もあった。
これには僕も同感だ。油っぽすぎて、途中できつくなる。
し・か・し、
レモンが浮いているのもここの特徴で、
レモンのあるところのスープを飲むと、
何ともいえない酸味が口の中に広がった。。。
オイリーでファットなので、レモンのところが避難所になりそう。
レモンの意味は、そのオイリーさを中和させるためだったのかな。
聞けば、963の店主さんは「匠屋」出身とのこと。
なんか納得できる部分と、ふ~んという部分が両方あるかな。
ただ、個人的にはかなりよい印象でした。
深夜四時まで営業しているのも、ここの魅力かな。
まだ若そうな店主さん。頑張ってくださいね。