Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

DIFFERENT SENSE - DIR EN GREY

DIR EN GREY、待望のNEW SINGLEがリリースされました!!

毎回、リスナーを仰天させる彼ら。今回はいったいどんな楽曲をひっさげてくるのか?

このシングルに先だって、アルバム曲も発表されましたね。
実に2年半ぶりくらいの新作ですよ。すっごい期待していますよ。

この「DIFFERENT SENSE」は、最初こそ、「げっ、なんじゃこりゃ」でしたけど、
サビまでくると、むしろこれまでのDIR EN GREYそのもので、ほっとしました。

最初のズタズタズタズタ…っていうドラムがめちゃめちゃハードコアです。
80年代のアングラのハードコアさながらの超変態イントロでした。
最初のシャウトも、最近の京っぽいっちゃ京っぽいんですけどね。
もう、ここまで来ると、人間じゃなくて、馬の叫びになってますよ、、、(汗)
ヒヒ~ンって、、、 

いわゆる「デスヴォイス」ですね。
京の場合は、デス+V-keiシャウトですからね。
こりゃ、普通の人には耐えられないでしょう。
耳も頭も

でも、こういう叫び、シャウトって、ホント心に届くんですよね、、、
なんなんでしょう。自分の心の闇にまで届くっていうか。。。
何かが発見されるわけでもなく、ただ、心に届く、うん、それだけなんです。

何か「意味」が生まれるんじゃないんですよね。そこがポイント。

最初、歌詞カードをみながら、聴いていましたが、
もう、解読不可能。途中で、歌詞カードをみるのは止めました、、、

2曲目の「罪と規制」なんか、もう歌詞の意味、全くないですよ、、、
いや、歌詞自体には意味はあるんだろうけど、、、
もう、聴きとり不可能です、、、
超重たくて、ディープで、謎めいてて、、、

ちなみに、C君情報だと、この曲、GAUZE収録の「蜜と唾」のREMAKEらしいです。
…全然、分からんかった、、、orz... 
手がかりになりそうな言葉って、
I sad sexually 2 sad sexuallyしかないじゃん、的な。。。
(真なるファンなら、そこで分かるか、、、汗)
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND27458/index.html

3曲目は、お得意のライブ音源ですね。
ライブ音源にして、めちゃめちゃ音がいい、という、、、
OOSAKA~!!っていう叫びがいいです☆

***

基本的には、従来のDIR EN GREYの延長線上にあるかな、と。
新しくはない、というと言い過ぎかな。

でも、ますますハードコアなサウンドになってきています。
80年代ハードコアが蘇ってきているような、、、
1のギターソロなんかは、逆にメタルっぽくなってきてるけど、、、
(Dirの曲で、ここまでギターソロが出てくるのって、超久々じゃないの?!)

!!

一応、この作品で、アルバム前の先行シングルは終了かな。
…いやー、ますます、どんなアルバムなのか、分からなくなった、、、

ただ、京は、ますます未体験ゾーンに入り込んでいる気がします。
すごいボーカリストです。ホント、すごいです。

バンドとしても、ますます腕に磨きがかかってますね。

円熟期の貫禄を感じさせるシングル作品でありました!

世界を意識したジャケットかな?!

日本文化を最狂のロックにのせて。。。

***

MERRYの記事でも書いたけど、

DIR EN GREY、MERRYなど、海外でも支持されてるバンドは、
もっともっと日本で紹介されてもいいんじゃないかなー。
非常にもったいない。嗚呼、もったいない。。。

DIRやMERRYなら、政治・思想的な立場を超えて、応援できそうな気がするんですよね。
彼らは、まずもって堂々と日本語で歌ってますからね。
「日本的なもの」を世界にアピールしているんですからね。

まぁ、まだその過渡期ってことなのかな。
DIRは、後の教科書にも出てきてもいいくらいの存在感がありますよね。

まー、同じ世代なのに、本当に本当にすごい男たちですよ。。。

だって、僕が大学生の頃にデビューして、それ以来、ずっと、
このロックの世界を走り続けているんですもん。
インディーズの頃から考えれば、もう人生の半分以上ずっと、
ロックアーチストとして生き続けているんですから。

Kamijoさんも凄い。Dirも凄い。本当に凄いです。
同い年、同じ世代だから本当に凄いと思うんですよね。
僕も、彼らと同じライブハウスで同じアーチストを応援しました。
きっと、会場ですれ違ったりもしているんだと思います。
(っていうか、確実に“あの空間(複数形)”にはいたはずなので)

もう「デランジェ時代」から20年以上経ってますもんね。
一つのこと(もの)を愛し続けることは本当に凄いことなんです。

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