9月22日、新宿心音会板谷祐のライブが山口県で行われた。そのライブの模様を、マイミクさんのLENNAさんがレポしてくれた。なんとLENNAさんのご好意でそのレポを本ブログに掲載させていただけるとのことで、ここでレポを紹介したい。
とても丁寧なレポで、自分まで参加している気分になってきました♪（一部割愛させていただきました）
ついに山口県に祐が来るということで 角島まで行ってまいりました。イベント自体は10時スタートなのですが、 もう9時前には角島には着いてました。車で大体1時間半ぐらいでした。
祐の出待ちをしてみましたが、 どこにもいな～い。 考えてみたら前日は岡山じゃん!
というわけで祐が来るまで 地元のバンドの演奏を見ました。 2番目に出演された6738(ムナサワギ)というガールズバンドは可愛さとパワフルさ(特にドラムの方)が あって好感を持ちました。 ニャーニャーニャニャーどうしようもない♪って 歌詞の曲が印象に残りました。CD化されてますか？ あと、オルテノというバンドも印象に 残ってます。洋楽志向が強そうな感じがしました。
で、そのオルテノが演奏してる時にSET YOU FREEのスタッフさんらしき人が 会場に入って来まして、うしろを振り向いたらなんとー、祐がいるじゃありませんかー。 心臓バクバクドキドキもんでした。
オルテノの演奏が終わった後、 すぐに物販に向かってCD-R付きTシャツを購入。 祐はファンの女の子と何やら喋ってました。 話が終わった後、僕は思いきって 「た…祐さん、今日は逢えるのを楽しみにしてました。」 と声をかけると祐は、僕のトレードマーク？であるGUNS N' ROSESのTシャツを見て、「アクセル、イエーイ!」と言ってきました。 つ…ついに祐と会話してしまったー。
そして、心音会Tシャツに着替えて、祐の前のバンドを見ていましたが、 右横の方にいた祐が気になって仕方なかったです。 祐はその時、ビール飲みながらオルテノの方々と何やら喋ってました。
さぁ、そして新宿心音会板谷祐の登場。 一列目の真ん中の席がSET YOU FREEのタオルを持った人達で埋め尽くされました。 そんな僕は真ん中の2列目でした。まずはセットリストから紹介しますと
1.横浜ホンキートンキーブルース(松田優作)
2.いとしのエリー(サザンオールスターズ)
3.？
4.No.LC-9
5.No.LC-1
6.？
3曲目が「トラストなんたらかんたら」と歌ってて、6曲目が「オレの彼女タバコをプカプカ」と歌ってました。曲名がわかりませんでした。
横浜ホンキートンキーブルースを歌う時は、「まずは山口県出身の松田優作さんのナンバーから」 、とMCが始まり、いとしのエリーの時は「オレは神奈川県出身なので、サザンオールスターズのいとしのエリーを歌います」とMCしてました。他のMCですが、「このイベント何回やってんの？ まさか3日間もあるなんて知らなかったよ。全部参加したかった。オマエら楽しいことやりすぎだよ」みたいなことも言ってました。あと、大体最後の曲になる時って「ラストー」とか言ったりしますが、祐の場合、6曲目が終わった辺りで、「これで終わりです」とあっけらかんと終了させました。
これには笑いもありつつ、「えー」というブーイング。すると、祐は急にオカマ口調で 「アンタたちね、このあともっとスゴイ人達が出てくるんだから～」とMC。しかし、それでもブーイング。 「そんなことないって」みたいな声も聞こえました。これって、山口県民が新宿心音会板谷祐を認めたってことだよね？
さて、今度は僕個人の感想ですが、CRAZE脱退からかれこれ2年ぐらい祐の音には触れていなかったのですが、形は違えど、祐の歌は心に響くものでした。アコギ一本で歌う祐はとてもワイルドでブルージーな匂いが漂い、バンド時代よりも自由な感じがしました。今のスタイルで枠に囚われないボーカリストになった気がしました。また祐の歌や音に触れたい。心から思いました。
出演終了で片付けをしている祐さんに、「祐さん、最高でした。今度は下関か宇部でワンマンやってくださいね」と言ってみたら、「そうだね～、ま、長い目で見てよ」と言ってました。はい、いつまでも待ちますぜ。
なんか、小説を読んでるような、臨場感のあるレポになっている（僕のレポよりも面白い・・・泪）
LENNAさんは、「とてもワイルドでブルージーな匂いが漂い、バンド時代よりも自由な感じ」という印象を受けたそうだ。まさにそんな感じが心音会にはある。また、バンド時代よりもすごい自由で、のびやかに、楽しんで歌っている。それはファンの僕らの方が強く感じているのかも。。。
心音会の地方のライブは、本当に面白い。ただでも自由なのに、もっと自由になっちゃう。
かつてジキル時代の祐は「自由」ということにこだわっていた。僕も「自由」にこだわり、エーリッヒフロムに傾倒した（苦笑）。『自由からの逃走』を読んで、そうじゃん！って共感して、祐すげ～と勝手に思いこんでいた。でも、祐は本当に本当の意味で自由になっているように思う。もちろん色んなしがらみもあるだろうけど、その表情に不自由は感じられない。
今回、記事の掲載を快く承諾してくださったLENNAさん、本当にありがとうございました。
今回のライブの模様は「BlogのSET YOU FREE」というブログでもすごく詳しく紹介されています。是非ご覧下さい！
