実に2007年3月以来、二度目の「目黒屋」へ☆
今回はブロガー仲間のらんちばさんとご一緒に!
(らんちばさんは食べ歩き20年くらい!僕の大先輩です)
目黒屋は千葉の一時代を築いた必勝軒出身の店主さんのお店。
馬込沢という場所での唯一無二の超人気ラーメン屋さんだ。
いつ行っても行列覚悟のお店で、敷居も高いといえば高い。
2007年の時点ではまだまだこれからの新店だったが、
今ではある意味、確固たる地位を築いている。
今回は、最近始めたという「濃厚つけ麺」がねらい。
だったのだが、このつけ麺を食べるためには、
予め注文する時に言わなければならなかったみたい。
言うのを忘れたので、通常のつけ麺になってしまった(汗)
(後々メニューを見たら小さい文字でその旨書いてあった・・・)
常連さんには分かる話かもしれないが、
一見さんやたまにしか来れない遠方の人には分かりにくい!
なので、食べる人はご注意あれ!!(涙ながら)
だが、どの道、ここに来るのは3年ぶり。
どんな味だったかも、実際定かではないし、それはそれでいいかな、と。
今回は、「温つけ麺」と「塩ラーメン」を注文!
温つけ麺は、ダシ湯に入った温かい麺と温かいスープのつけ麺。
ダシ湯は節系の和風ダシで、そのまま飲んでも美味しいくらい。
その湯につかったスープをつけ麺スープに浸して食べる。
TETSUなんかでもそういうタイプのつけ麺だよな~、と。
今風といえば今風のスタイルだ。
スープは、ありがちな濃厚豚骨魚介とは違うベクトルで、
どちらかと言えば、大勝軒系のあっさり濃い目のスープだった。
大勝軒ほどに唐辛子や酢の味はしない。
今風の進化系大勝軒の味!って言えばいいのかな。
ある意味、独自の路線を進んでいるようにも思えた。
自家製の麺がウリとのことだが、
僕の印象としては、それほど何かを感じる麺ではなかった。
もちろん自家製麺を作っているってことはすごいことだけど、
それ相当のクラスのお店ならみんなやっていることだ。
むしろ麺の食感的には大勝軒系のお店の王道であり、
(当然とても良い麺だが!)特に個性が際立つものではなかった。
塩ラーメンはかなり和テイストのスープだった。
が、ありきたりな鰹節系のスープではなく、
一種独特な和風塩ラーメンだった。
いわゆる淡麗系ラーメンの最先端って感じ。
目黒屋ってこっちで話題になってもいいのでは?
普通に相当かなり美味しいと思われます。
…
近所にこんなお店があったら、
そりゃ~、通うだろうな~と。。。
近所に住んでいる人にとっては目黒屋は誇りだろうな~。
僕だって近所に目黒屋があったら絶対通うもん。
実際、お客さんを見ていると、この界隈の人がほとんどで、
地元の常連さんに愛されているのがよく分かる。
知名度もありマニア心もくすぐり、そして皆に愛される。
一つのラーメン店の手本を見た気もした。
メニューが分かりやすいとなおいいのに・・・
店主さんの印象も変わった。
なんか今一番輝いているような・・・
貫禄もあり、きちっとしていて、すごい好感がもてた。
ラーメンをお客さんに出す時の微妙な緊張感もいい。
頑固親爺系でもなく、客に迎合型でもなく、
実にラーメン店主らしい貫禄がそこにあった。