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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

【さんが郷土料理 こっから!】千葉のグルメはここで満喫せよ!!

長い長い小笠原レポが終わりまして、、、

千葉の生活に戻ります🎵

遠い小笠原のグルメをレポしていたら、千葉の郷土料理が食べたくなりました。

先日、富山から、親世代のお客様が千葉に来てくれました。

他県から来た人を連れていきたいお店を考えた時に、

さんが郷土料理こっから!

が浮かんできました🎵

ご覧ください!!

房総半島愛がすごくないですか?!?!

千葉にも郷土料理はあるし、個性的だし、美味しいんです✨

ここに来れば、千葉グルメ=郷土料理を存分に味わえます!!

しかも、場所がとにかくよいのです!!

千葉駅西口から徒歩で4分くらいなんです!!

これだけ駅から近いので、遠方からのお客さんにもぴったりです。

「千葉の郷土料理、こっからです!!」

というコンセプトがあるみたいですね。

千葉って、多分日本の中でもかなり「県民愛」がないエリアな気がします。

もちろん、房総半島の方に行けば、「千葉愛」に満ちた人も多いと思いますが、、、

でも、実際にはほとんどの千葉人が「移住者」(つまりは国内移民)なんですよね。「生まれ」は千葉であっても、祖父母までさかのぼると、千葉人じゃない人ばかり、というか。

なので、「愛国心」はあっても「愛県心」が欠けている、みたいな。(他県の県民愛と比べると、本当に県民愛がないなぁって毎度毎度思わされます…)

そういう意味で、「こっから!」という言葉がすごく輝いて聴こえるんです。

千葉の郷土料理の未来は、まさに「いまから」「ここから」って。

店頭に掲げられているこのボードが、主なラインナップです。

これを見ると、本当に「千葉のお料理」を中心にしているお店だと分かります。

しかも、わりとリーズナブルな価格になっていて、お財布にも優しいというか。

(前に行った【千寿恵】はとても素敵な郷土料理店ですが、めっちゃ高いんです💦)

接待等で(公費?で)行くなら千寿恵がベストで、私費で行くならここかな?!(比ゆです)

店内も、わりと広々としていて、平日ならゆったり楽しめるお店ですね。

混んでいると、かなり賑やかになりそうですが、、、

メニューを見てみましょう!

まずは、「さんが」と「なめろう」!!

この二つなくして、千葉の郷土グルメは語れません\(^o^)/

よく見ると、、、

さんがを使ったユニーク創作料理も!!

僕が一番気になったのは「居酒屋のさんがグラタン」です🎵

一品料理、いろいろです。

千葉の名物「くじらのたれ」も用意されています。

魚王国千葉なので、お刺身も美味しいんです。

揚げ物もありますね。

サラダもあって、〆的なお食事もあります。

うん、こりゃもう注文に困ることもない…

稲庭うどんもあるんです。

さすがにラーメンはなかったなぁ、、、

ここに、さんがラーメンとか、なめろうラーメンとかあったら、話題になるのに…💦

このお店に、ラーメンが登場する日は来るのか?!否か?!

というわけで、、、

まず、店長さんにおススメされたのがこちら!!

ほろ酔いセット(980円)

です!!

一杯、お酒が付いて、この日の自慢のお料理が付いてくるんですって。

ジャーン!!

①目光の一夜干し

②磯つぶ貝旨煮

③さっぱり心天

④タコつくね揚げ

です!!!

お通しは別で1人300円の小皿が付いてますが、これこそがお通しでしょう!

他のお店ではなかなか味わえない千葉っぽいお通しの極み!みたいな。

そして、早速、、、

なめろう(700円)

です!!

まずは、基本の「アジ」のなめろうから!!

特製の酢だれで食べるみたいです。

魚の臭みは残りますが、これが「クセ」になるんですよね~。

アジに、味噌やネギや生姜などを入れて、粘りが出るまで叩きまくるんです。

まさに漁師のローカルなソウルフードだ!」って感じです。

これもこれで、実はめっちゃジャンクな料理なんだろうな、とも(いい意味で)。

なめろうは、Amazonでも購入できますね~。

自分で作っても、楽しいかも!?!

続いて、なめろうとくれば、、、

さんが焼き(780円)

です!!

なめろうが漁師のグルメであれば、さんが(山家)焼きは山のグルメ!

獲れたて新鮮のお魚は「なめろう」が最高なのですが、すぐに劣化してしまいます。

そんななめろうを山エリアで美味しく食べるために生まれたのが「さんが焼き」。

千葉の「山」と言えば、館山エリアにいっぱい集まっています。

あの山々の中で、もしかしたら生まれたのかも?!と思うと、ロマンチックです。

こちらのさんが焼きは、アワビの殻ではなく、こんな感じで、、、

すごく美味しかったですね~~\(^o^)/

これもまた、千葉の伝統的な郷土料理なのであります!!

あじろう、さんが焼きと来れば、、、

くじらのたれ(680円)

です!!

くじらのたれとは、、、

「くじらのたれ」とは、千葉県南房総に江戸時代から伝わる伝統的なくじらの食べ物です。くじらの肉を手のひらより少し大きめにスライスし、醤油や塩をベースにした独特なタレで一晩漬け、天日で干したもの。簡単に言えばくじらの干し肉。軽くあぶって食べます。昔は保存食として、食べられていたようです」(引用元はこちら

小笠原もクジラのメッカですが、そのまま北上すれば、房総半島ですからね。房総半島もまたクジラの肉を好んで食べていたんですね。くじらの干し肉。今はもうすっかり食卓で見なくなりましたが、、、でも、文献を見ると、戦前~戦後の日本人がこよなく好んで食べていたんですよね。

ここのくじらのたれ、お世辞抜きで、すごく美味しかったです✨

軽く炙っているせいかな?! 柔らかくて、しっとりしていて、酒の肴に最高です。

鯨文化についても、もっともっと勉強したいですね。

こちらの製造業者のHPも是非チェック

なめろう、さんが焼き、くじらのたれと来れば、、、

もう一度、なめろう!(苦笑)

このなめろうは、アジじゃなくて、「サンマ」のなめろうです!!

サンマを叩いて作るなめろうです。

アジよりもやっぱりクセというか、臭いが結構強いですね。

酔っぱらってくると、これくらいがちょうどいいかも?!?ですね。

再びなめろうを食べたとなると、、、

ジャジャーン!!

さんがグラタン(450円)

です!!

これが、ちょっとスマッシュヒットでした✨

さんがをグラタンにしてどうすんねんっ!って、正直思ったんですが、、、

これがちょっと意外に、想定以上に、すごく美味しかったんです。

これ、ちょっと千葉で流行るんじゃないの??って。。。

こうなると、「さんがドリア」も期待しちゃいますね~~!!

二度目のなめろう~さんがを経て、、、

お刺身5点盛り(1780円)

です!!

来ました来ました!!

千葉と言えば、やっぱりお刺身でありましょう!!!

まぁ、島国日本なので、だいたいどこに行っても、お刺身は美味しいんですけど、、、

千葉は、その中でも日本トップクラスの漁業王国です。

こんな美味しいお刺身を食べて、酒も呑めて、語れて、、、

「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」

ですね~~\(^o^)/

この辺で、心もお腹も膨れてきました。

が、まだまだ行きますよ~🍺🎵

個人的に大ヒットだったのがこれ!!

とうもろこし天ぷら(580円)

です!!

本当にとうもろこしが天ぷらになっているんです!!

しかも、これ、まるごとがっつりと食べられるんです。

すごく美味しくて、思わず飛び跳ねちゃいました(n*´ω`*n)

これは家でも作ってみたいなぁ、、、。

あと、ラーメン店でも、トウモロコシの天ぷらトッピングとかあってもいい?!

そして、僕の大好物、、、

1枚炙り〆サバ刺身

です!!

〆サバで〆ましょうね💓ってことで。

サバって、ホントにホントに美味しいですよね。

これは、日本全国で愛される逸品だと思いますが、漁獲量でいえば、千葉って日本トップクラス(6位)なんですね。

鯖の漁獲量ランキングはこちら

***

というわけで、、、

千葉に戻っての一発目のレポは、千葉駅西口近くにある【さんが郷土料理こっから!】でした!

小笠原の郷土料理も素晴らしかった。

でも、千葉の郷土料理だって素晴らしい。

どの国にも、どの地域にも、どんな小さな村にも、その地域に根ざした料理があって、それを食べて、みんな生きているんですよね。なめろうもさんが焼きもくじらのたれも、千葉の文化や労働環境によって生まれてきたものだし。

小笠原では、ウミガメを食べる風習がありました。ウミガメもクジラも父島や母島で貴重な「肉」でした。

何を食べていいのか。何を食べてはいけないのか。それも、すごく難しい問題でして。ウミガメに関しては、やはり「絶滅危機」が懸念されていて、食べていい量は規定されています。クジラに関しては、絶滅危機と同時に、欧米からの批判が強く、僕らの食卓からはほぼ消えてしまっています。

でも、日本人が食べてきたミンククジラは十分に海の中にいるとも言われています。絶滅する恐れがないのなら、食べてもいいじゃないか、ってやっぱり思うんです。反対派の言い分も聞いてはいますが、「それはあなたの感想ですよね」って言いたくなる気持ちにもなります。

千葉では、昔から「くじらのたれ」を食べてきたと言われています。今回食べてみて、「これはこれからも食べたいなぁ」ってホント思いました。小さい頃はまだ食べることのできたクジラ肉。(また牛や豚などは海外からの輸入に頼っているけど、それが滞れば、クジラ肉を食べるしかないし、また360度海に囲まれた日本にとっては、クジラ肉こそが一番自力で調達できる「肉」になるわけで、、、。

今後、どう考えて行けばいいのか。これからも考え続けたいですね。

まだまだ、食べてないメニューがいっぱいです。

また、遠方より朋あれば、こちらに連れていきたいなって思いました。

くじらのタレ、しっかりあります。

なめろう茶漬けも食べてみたいなぁ~~。

千葉に暮らすみなさまも、是非このお店のことを覚えておいてくださいね!

遠方から友人や知人が来た時に、ここに連れて行くと、喜ばれると思いますよ✨

コメント一覧

sehensucht
F#24さん、コメントありがとうございます。

寒川→さんがわ→さんが、という説は知りませんでした。寒川からさんがになったなんて!!驚きです。

F#24さんのお父さまは小笠原のご出身とかですか?!(伊豆諸島??)

くじらって、解体するときに、すごく臭いと聞きます。どうだったか覚えておられますか??!?
F#24
なめろうを食べる文化は各地にあるようですが、さんが焼きはもっと全国に向けてアピールできるものだと思っています。
かつて中央区寒川町でアジの漁が盛んで(現在でもその名残でアジの釣り船が出てますね)、漁師が考案したものらしいです。
寒川→さんがわ→さんが、という説が濃厚だそうですよ!

私の父がくじらが揚がる町の出身でして、伯父の知人にくじら漁関係者が多くいました、子供の頃に伯父に連れられてくじらの解体を間近でよく見たものです。
そんなくじらが身近な環境にあったので、外からのくじら食うなって声が理解できません、この点に関しては絶対にオーストラリアの人とはわかり合えなそう(笑)
sehensucht
Densukeさん

そうですね。千葉の歴史的な背景も踏まえなければなりませんね。でも、だからこその「こっから」(店名)なんだそうです。千葉はまさに「いまからここから」、と。

小笠原のレポは、夢中になって書きました! ホント、こういう記事を書きたいんだよなぁって。今はもうYouTubeの時代で、旅レポもYouTuberには全く敵いませんが、文字で「旅行の楽しさ」を伝えていきたいです!!
Densuke
千葉はもともと安房、上総、下総という3国をお上が勝手に合体させた県ですからね、難しいですね。全国的に見ても「県」て余り意味をなさない所が多そうな気がします。たかだか150年ですもんね。
話は飛びますが、小笠原の話、素晴らしかったです。Keiさんのブログの真骨頂というか一番理想的な話の内容だったような気がします。
sehensucht
PS

一つ、Unknownさんから学んだことがあります。それは、千葉県自体が分断された県だ、ということです。北西部と北東部、南部とでは、同じ県民とは言えないくらいに、まったく違った考えや生活や風習や文化がある、と。

それも含め、「県民愛(県民的なつながりや連帯)の欠如した県」ということなのだ、と気づきました。その点については、ありがとうございます。
sehensucht
北西部とは書いてませんが、ちゃんとそのことは書いています。(それにこの記事の趣旨は「郷土料理」についてです)

その上で、人口推移を出しておきます。1960年の千葉には、230万人ほどしかいませんでした。2020年には、630万人弱です。なので、千葉に住む人のほとんどが「移住者(及びその子孫)」となります。

定住しなきゃわからないという話ではまったくありません。誰に対して失礼か分かりませんが、(よく読まないでunknownでコメントしてくる)あなたの言い方も十分に失礼だと思います。
Unknown
県民愛が無いというのなら北西部と括って頂きたいものです
北東部や南部の人達はその地に根差して地のものを活かして郷土を大切にして暮らしています
コレは観光に行っただけ程度では分からないものです
せめて定住するなりしてから見て下さい
北西部から見た程度で語るのは烏滸がましいです失礼です
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