Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

白河ラーメンみちのく@木更津 創業17年の地元人気店!

今日は朝から出張で木更津へ。

遂に、徒歩で「みちのく」まで行ける出張先に恵まれた!

「白河ラーメンみちのく」は僕が千葉県内で、
未だに行ってなくて、最も行きたいお店の一つだった。
念願中の念願、待望中の待望だった。

みちのくは木更津から久留里線に乗っていくのがスタンダードだが、
久留里線自体、かなり本数が少なく、ハードルは高い。

今回は出張先までタクシーで行って、そこから歩いて向かった。
(その間にも、なかなかレアそうなラーメン屋さんがたくさんあった!)

みちのくは口では説明できないような場所にあった。
何気なく目にするようなロケーションでは断じてない。

しかし、店内はたいへんな活気をみせていた。
若者からお年寄りまで、幅広い客層に恵まれている。
店内はバリバリ昭和の食堂チックな感じ。
もう、この雰囲気だけで僕の心はノックダウン。

厨房には二人のおばちゃんがいて、
これまた「内房の風情」たっぷりで、まさに内房の風物詩。
店主の鶴岡さんを拝見できただけでもうお腹一杯(汗)

もちろん「白河ラーメン」を注文。
それから、別皿で「揚げ葱」トッピングも。
(揚げ葱あり、なしで、どう味が変わるのかをチェック!)

出てきた白河ラーメンはもう僕の心をどきゅんとさせるヴィジュアル。
黒い澄んだスープに、ほうれん草となるととチャーシュー。
これぞラーメン、これがラーメンという感じで、
見ているだけで幸せな気分になっちゃう。

スープはもう完全に完成しきっていて、
あっさりとした醤油ベースで、深みと年季を感じる味わいになっていた。
決して目新しさや派手さはないものの、
「深さの次元」で、どのラーメンよりも説得力があるって感じだ。

麺も、涙しちゃうほどに美しい平打ちの縮れ麺。
不ぞろいな麺がますます僕の心を揺さぶるのだ。
地味に感動、じわりと感激、そんな感じだ。
あっさりスープでも全然もの足りなさを感じさせない麺になっている。

チャーシューは直球ど真ん中のストレートって感じの肉で、
これでチャーシュー丼を食べたら最高だろうな、という印象を受けた。

これだけでも十分に満足なのだが、
ここからがドラマの始まりだ。

ラーメンを3分の1ほど食べたら、トッピングの揚げ葱を投入。
これが結構な量で、味がどんどん変化していく。
味がどんどんパワフルになっていって、スープがどんどん若返っていく感じ。

揚げ葱を半分くらい入れると、もはや味の原型すら見えなくなる。
そして、これが超インパクト系なのだ。
地味な昔ながらのラーメンが現代を特徴付けるインパクト系へと変貌するのだ。

この変貌に、ドラマ性を感じてしまった。
あっさりシンプル懐かしの醤油ラーメンから、
徐々にパンチのある複雑な先鋭的なラーメンへと変わっていく。

このトッピングをつけなければ、
恐らく「ああ、なるほど。レトロで美味しくていいなぁ」って感じだっただろう。
だが、この揚げ葱を加えることで、
「やべ~、マジすげ~、うめ~、やべぇ~~~」、と唸りたくなる。

是非、こちらに来たら、
白河ラーメンwith揚げ葱トッピングで食べていただきたいな。
若者もお年よりも男性も女性もOKなパワフルラーメンだった!

ホント、素晴らしいラーメン屋さんだったと思う。
絶対にまた来たい、と心から思ったな!!


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