新宿心音会板谷祐2MANシリーズ!!~赤壁の戦い~
新宿心音会板谷祐VS塚本晃(NOWHERE)へ!
今年初の心音会GIGで、僕は朝からウキウキ気分。
このところ、いつもライブと予定がかみ合わず、
ライブに行けない日々が続いた。だから待望の一日となった。
赤壁の戦いは何気に毎回かなり凄いメンツなのだ。
今回は元シェイティードールズのギターの塚本さん。
当時その名は知っていたけど、ZI:KILLオンリーだったので、
ほとんど聴いたことがない・・・
今回のライブは祐が先行。7時半スタートだ。
大野さんのMCの後にライブは始まった。
歪んだギターをかき鳴らす祐、淡々とLC.No.25を歌い始めた。
これはまさに一曲目って感じで、ダークで緊張感があって祐らしい曲だ。
二曲目はLC-No.28。これまたヘビーでダークなロック系サウンド。
照明が激しく点灯・点滅し、めちゃめちゃスリリングだ(ライブならでは!)
歌は初期ZI:KILLに通じる超ダークで重たい感じ。
真世界に入っていてもおかしくないかも。
祐のギタープレイもキラリと光る一曲だ。歌のエコーが最高!
続けて、LC-No.34。これはほとんど聞いた記憶がない・・・(汗)
こちらもディストーションをかけたプレイで、結構ラウド。
だけど、歌メロは結構落ち着いた感じで、変な感じだ。
ポジティブメタル時代の祐と今の祐が重なる一曲だな~
そしてMC(LC-No.15のイントロを弾きながら)。
「新宿心音会板谷祐と申します。赤壁の戦いへようこそ!
今回は第九回になります。塚本晃さんと一緒です。よろしく。
『皆様の心に素晴らしい風景を』という理念と
『言葉を越えて愛し合おうぜBaby』という大胆な気持ちでやっております」
そのまま続けてLC-No.15を歌いだす祐。
「It's rainy on my road~」という出だしが印象的な一曲。
間違いなく心音会を代表する名曲の一つ。
この曲は、本当に心音会ならではの曲で、今の祐を示す重要な曲だ。
5曲目もイントロが印象的なLC-No.17。
浮遊感のあるしっとりとしたナンバーで、こちらも定番曲。
僕は「ランディーロード」と呼んでいるけど、まさに「道」を思わせる曲。
吟遊詩人となった祐の生き様そのものって感じかな。
この曲はかなりの頻度で演奏されている曲。泣けます。
6曲目は恒例のカバー曲。萩原健一の「泣くだけ泣いたら」。
これは歌詞が本当にいい!(こちらで読めます)
「愛は目には見えないもの・・・ だから泣くだけ泣いたらお別れさ」
というところがすごくグッとくる。祐が歌うからなおさらグッとくる!
7曲目もお馴染みの「Save the last dance」。
これももう祐の曲としか聴こえない・・・
「いつでもあたしがここにいることだけ どうぞ忘れないで」
っていうのがホント心に沁みる。女性の歌詞が似合う祐だ!
そして、ほのぼのとしたMC。
「えー、春になって・・・ WBCみんな見た?日本奇跡の優勝でしたね。
オレは途中からイチローのことを鈴木って呼んでたよ(爆笑)
もうセカンドゴロ勘弁・・・みたいな。でもね、イチローだよ、やっぱり。
・・・今日は花見をしてきた人もいるみたいで・・・
神楽坂、ほら、結構いろいろあるからね。・・・
あれ、今日の相撲とかは知らない?(爆笑)
(「優勝したよ」との声に)YOSHIKIさんとか問題起こさないといいね。
靴は脱いであがろうとかって話になっちゃうからね~(爆笑)」
続けて、8曲目は荻原健一の「ララバイ」。
つかの間のリラクゼーションタイムって感じかな。
そして後半戦突入だ。ここからLC-Noが炸裂する!
9曲目は、疾走感があってダークで熱いLC-No.11。
これも今の板谷祐を語る上で外せない超重要曲。
ギターの心地よい調べと祐の抑揚のある歌がマッチした曲で、
他に類を見ない曲。最後の祐のハーモニーが超印象的だ。
言葉はないけど、なんか伝わってくるっていうか。
そう、頭じゃなくて、心にくるんですよ、この曲は。。。
10曲目はLC-No.30。これはF-G-Em-Am系の王道曲。
だけど、祐が歌うと、これが見事にオリジナル曲になっちゃう。
今の僕じゃなくて、20年前の僕でもきっと興奮してくれるはず。
祐のもつ普遍的な魅力がこの曲にはつまっている、そう思う。
11曲目はLC-No.32。こちらは大人な感じかな。
今の僕が大好きな曲。こういう曲を聴きたいって心から思う。
しっとりとしていて、優しさがあって、歌にぬくもりがあるような。
それでいて、ちょっと気だるくて、ちょっとまったりしていて・・・
昔の僕には分からない曲だろうな~と。酒がすすむ曲(!?)
最後の口笛がすっげ~気持ちよい。祐、口笛めっちゃ上手いし・・・
12曲目はLC-No.01。この曲で心音会は始まった。
それがすべて。今の祐が今の本当の祐。
祐は変わり続けてきたし、これからも変わり続けるだろう。
でも、彼の歌は今後も変わることなく輝き続けるだろう・・・
断片的に聴こえてくる歌詞が(断片ゆえに)心に残る。
(出だしがかなりアレンジされてて、最初分からなかった・・・汗)
(手拍子するファンの人が多くて、手拍子が恒例なのかな?!)
そして最後のMC。
「あのね、今日は 塚本さんの機嫌がよければ、
最後にセッションをしようという話もありますんで、お楽しみに!
最後の曲をやりま~~~す!」
最後はいつものLC-No.20。
「何をしたらいい? 何をすればいい?
何もできない 何も聞けやしない・・・
ただ手を握る ただそれだけでいい
今は・・・ そばにいるだけでいいさ・・・」
この究極ともいえる深い詩をゆったりとした曲にのせて歌い、
そして、ハイテンポなメロディーに変わる曲。
いつ聞いても、いつ触れても、心に触れる曲だ。
「埃まみれの花」のままでいい。
それでもしっかり目を見開いて生きればいい、
僕自身への応援歌にもなっている曲だ。
そして、最後の最後にケツメイシの「桜」のカバー。
この曲、祐が歌うとめちゃめちゃ歌詞が心に響く。
言葉と声がみごとに一体となった曲になっていた。
何気に感動してしまった、意外なオマケでした!
2MANライブってことで、たっぷり1時間くらい堪能することができた。
今回のライブはLC-Noがたくさん演奏されて嬉しかった。
やっぱり祐オリジナルの曲が祐には一番合っている。
これからも心音会の音をずっとずっと聴き続けていきたい。
この後、塚本さんのライブが行われた。
塚本さん・・・ 想像以上にすごい人でビックリ。
まずステージ上での存在感が半端ない。
ギタリストというよりアーチストとしての貫禄がすごかった。
曲も本当に全部よかった。結構メロディアスで聴きやすい。
声質も半端なくよくて、さすが祐とツーマンをするお方だ。
塚本さんのライブの後、塚本さんのインタビューがあり、
「機嫌がよかったので」、祐と塚本さんのセッションが実現!
日本の名曲を数曲たっぷりと歌ってくれました!!
(こういう「オマケ」がたくさんつくのも心音会らしさだなぁ~)
4月は久々のワンマンライブも控えている。
まだまだ祐の旅は終わらない!
≪予告≫
まもなく、新宿心音会板谷祐三周年!
これを記念しまして、Dr.keiの研究室企画、
「新宿心音会三周年記念特別プレゼント企画」を行います。
近日中に本ブログで発表しますのでお楽しみに!