いったいいつまで続くんだ、このコロナ・パンデミック…
ワクチンどころか、PCRさえ、身近にない2021年5月の今。
こんなニュースも入ってきました。
日本の新型コロナウイルスワクチン接種の遅れが際立っている。英オックスフォード大などによる16日までの調査で、少なくとも1回投与された人の割合は約3%にとどまり、世界平均の約9%に及ばない。接種体制の整備遅れから、発展途上国レベルの世界110位前後に低迷。接種が進み、普段の生活を取り戻しつつある欧米とは対照的だ。
この国のワクチン接種率は「発展途上国レベル」の110位前後という…😢
情報もあれやこれやと氾濫していて、僕ら庶民は何をどう信じてよいのやら…。
そんな中で、僕らにできることは「手洗い(消毒)」と「マスク」のみ。人との接触は、仕事を外でしている限り、回避できない。できるだけ「人ゴミ」を避けて、その中でうまく消費活動をしながら、経済的にも動いていく。みんなが引きこもっちゃったら、コロナ感染は防げても、社会的・経済的に崩壊してしまう…。
で、この1年ちょっとの間に、自分の中で「再発見」したのが、「映画」でした。都内の映画館は分かりませんが、千葉の映画館、特に千葉駅周辺の映画館は、一部の大ヒット映画をのぞけば、どこよりも「安全(つまりあまり人が入っていない)」なんです。車社会の千葉だからか、駅前の映画館や駅周辺のローカルな映画館(千葉劇場)は、人が密集せず、しかも快適に「映画(娯楽)」を楽しむことができるんです。
…
今回、僕が京成ローザに向かった理由は唯一つ!!
電車を止めるな!~のろいの6.4km~
を見るためです!!
この映画は、常にギリギリの綱渡りの「銚子電鉄」の生き残りをかけた(?)渾身のオリジナル映画で、銚子を愛する人、銚子電鉄を愛する人なら、絶対に見なければならない映画なのです!!
まずは、このYouTubeの予告動画をご覧ください!!
面白いでしょ!?(苦笑)
この予告動画をみて、どうしても見に行きたくなったんです。
この動画だけだと、「ポップでキャッチーなコメディー映画」だと思うじゃないですか?! 色々とストレスもいっぱいあるし、難しいことは休日まであまり考えたくないので、「笑える映画」が見たいなぁって思って、、、
そう思って、この映画を見に来たわけです。
…しかし!!!!
この映画は、コメディーどころか、笑うどころか、身の毛もよだつとてつもなく恐ろしいホラー映画(C級)だったんです(苦笑)。上の予告動画にも「ホラー映画」って書いていてほしかった…💦
ネット上の映画解説には、ホラーだって書いてありましたね。
千葉県銚子市のローカル鉄道である銚子電気鉄道(銚子電鉄)が、変電所の修繕工事の資金を調達するためという異例の目的で製作したコメディ映画。廃線寸前の鉄道会社が起死回生の策として「心霊電車」を企画する。カメラを前に社員全員で必死に心霊現象を演出するものの、映像を見ている視聴者からは厳しい意見が飛び交い、炎上していた。しかし、そんな中で本物の心霊現象が起こり始める。心霊電車は止まることなく走り続け、終着駅に近づいていくが……。銚子電鉄は、1923年に開業した全長6.4キロのローカル線。設置以来40年以上を経て老朽化した変電施設の大規模改善が必要だが、厳しい経営環境の中で1億円を上回る工事費用を調達することが難しく、その窮地を脱する策として本作を製作した。映画の製作費はクラウドファンディングで募った。怪奇漫画家の日野日出志が特別出演、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦が友情出演している。
そうそう、YouTube界では超有名なオリエンタルラジオの中田さんが出ているんですね。
…
さて、京成ローザでの話です。
いつまで上映されるのか分かりませんが、そろそろ終わりそうです…
でも、今ならまだ京成ローザで見られます。
1日1回上映、12時55分~です。チケットは「特別価格」で大人1名2000円(粗品付き)です。
チケットを購入して、映画館の中に入ろうとしたその時、店員さんからこんなものを手渡されました。
これです。銚子電気鉄道株式会社の封筒…
僕「な、なんですか、これは?」
店員「この封筒は、映画が終わった後に開けてください。始まる前に開けないでください」
僕「????」
…
そして、映画館に向かいます。
京成ローザは、とっても素敵な映画館なんです。
だのに…、お客さんは本当にまばらで…😢
この日の動員は、僕を含めて6名のみ…。これは寂しすぎるぞ…。
でも、この広さで、6名なら「コロナ感染」の心配はないですよね。当然、マスクなしでは入れません☝
…
映画の内容については、「ネタばれ」になるので、あまり触れないでおきます。
この映画、本当に「銚子電鉄株式会社」が作ったものなのか??って思うほど、本格的な映画でした(苦笑)。
ぶっちゃけ、ほとんど期待してなかったんです。「銚子電鉄を応援しているし、とりあえず『献金』と思って見に行くか」っていうくらいの感覚で…(すみません)。2000円と聴いた時も、「ああ、経営危機だから少し高めに設定して、ここで儲けようってわけか」って(ひねくれて)捉えてしまうほど…(結果から言えば、この2000円は「破格」のプライスでありました)
映画の冒頭は、上のYouTubeで見たのと同じでした。しかし、その冒頭部分は、壮大なスケールの映画の序章の最初の最初に過ぎませんでした。
最初は「C級映画そのもの」で、「なんだこれ??…」って思ったのは真実です(苦笑)。途中までは、「しょうもない映画だな…」って思ってみていました。
しかし、後半戦に入って、話が急展開。本当に急展開で、「え? え?」ってなりました(苦笑)。しかも、ただのコメディー映画だと思ったら、後半からどんどん「ホラー化」していくんです。しかも、これが、ちょっとマジで怖かったり…。ホラー部分のクライマックスのところは、本当に怖かったです(余裕をかましていた分、余計に…)。
でも、ただの「ホラー映画」で終わらないところもまた、この映画のすごく面白いところで、最後は「涙あり」「笑いあり」「感動あり」のドタバタ映画になっていました。最後はほんと「ほろり」ときて…。
この映画の後半戦で重要となるのが、とある「駅員さんの必需品」。その必需品をめぐって、話が大きく展開していくんです。その必需品がこの映画の中でさらに「とある商品」になるんですが、その商品がまた、色々と…。そして、映画を見終わった後に、すべての謎が明らかになる…、という…
嗚呼!! これ、全部言いたいんだけど、言っちゃったら、映画を台無しにしてしまう!!
しかも、入館前に配布された封筒の中には、映画を見た人には「むっちゃ嬉しいモノ」が入っていたんです。これ、確かに映画を見た後でなければ、「意味」がなくなるな、と。
映画の内容も素晴らしいし、映画を見た後の仕掛けもとっても面白いし、更にもう一つ、とっても嬉しい「プレゼント」まであったんです。近いうちに、また銚子に行かなきゃいけなくなりました(苦笑)
こちらも✅!!
映画「電車を止めるな!」
— コウガシノブ (古賀司照) (@kougashinobu) March 12, 2021
神頼み、全国上映!願わくば、大ヒット祈願プロジェクト!
限界に挑戦っっっっ
「大勝負!1000リツイートキャンペーン!!!!!!!!!!」
果たしてどこまで「電車を止めるな!」走らせることが出来るのかっ!
みんなでCMつくりませんか?
この映画を全国にっっっっ pic.twitter.com/gNl55NLoY8
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映画館では、銚子電鉄の商品が色々売っていました。
こんな感じで🎵
まずい棒も二種、売っていました。
ええ、もちろん今回も買いましたよ。献金献金…苦笑
僕的には「コーンポタージュ味」が気に入ったなぁ~(n*´ω`*n)
あと、映画の中でも出てきました…
これ!!
バナナ車掌のバナナカステラ
です!!
これ、むっちゃ美味しいんです!!! 個人的に超おススメ🎵
中身はこんな感じです。(一箱買っちゃいました\(^o^)/)
銚子電鉄のためになるのであれば、少しでも…(そんなに多くは出せませんが…😢)
…
こんな面白い「映画体験」って、初めてかもしれません。
いわゆるメジャーな映画とは違って、すごく「サービスがいきわたっている」って感じがしました。ホント、よく2000円でこれだけ楽しませてくれたなぁ、、、って。
冒頭で「2000円は高い!」って書きましたが、終わってみれば、「2000円でいいんですか?」って思うほどなんです(本当に!忖度なしに!!)
今ならまだ間に合います!!!
是非是非、『電車を止めるな!~のろいの6.4km~』、見に行ってみてください!!
すべては、銚子電鉄存続のために!!!
…
最後に、先日銚子に行く途中の電車の中で出会ったYouTuberさんの動画をご紹介!
銚子電鉄の魅力を映像で伝えてくれています!!!