🌺㊗15周年🌺【麺処まるわ】が11月1日、創業15周年を迎えました！ 創業時に食べた『濃厚らーめん醤油』を堪能します！

2023年11月1日。

遂に、作草部の実力派人気店、

麺処まるわ

が、このたび、無事に無事に、、、

創業15周年

を迎えました！👏👏👏

あのフレッシュだったまるわも遂に16年目突入か、、、💦

なんか、感慨深いですね～～～。

…

2008年11月に創業した麺処まるわ。

この場所には、その前、中華料理屋さんがありました。

そこにも、時折行ってましたが、、、

なんか、突如オープンした…って感じでしたね。

で、千葉拉麺通信の掲示板で話題になって、、、

＞2008年11月に書いた僕のまるわの初レポはこちら！

この日から15年間、見事にここで食べ続けましたね～。

なので、今回は、昔の写真も入れこみつつ、書いていきたいと思います。

この15年、、、

麺処まるわは、本当に大活躍して、大飛躍しました。

当時、最も影響力のあった「石神本」にも掲載されることにもなりました。

稲毛ワンズモールにも出店したりもしました。

イベントを企画したり、イベントに参加したりもしました。

東日本大震災の時には、炊き出しのボランティアにもまるわとして参加しました。

その後、創業者の石井さんから、現店主のビギーちゃんにバトンが渡されて…

ビギーちゃんのカラーもどんどん出てくるようになって、、、

今は、こんな感じになっています。

こちらが、現在の「定番メニュー」であります。

今は「濃厚スープ」と「淡麗スープ」の二種が定番となっています。

数年前までは「濃旨ラーメン」って呼んでたりもしましたね。

…

でも、2008年11月のレポを見ると、、、

こんなメニュー表になっていました！

（この15年前のメニュー表、貴重ですぞ～～～( ´艸｀)）

らーめんのしょうゆ、みそ、しおの三種のみだったんですね～。

そう、あの当時は、今でいう「濃厚ラーメン」しかなかったんですよね。

もちろん、「たんたん辛つけめん」もありません。

なんか、これを見ると、すっごく胸がキュンっとくるなぁ～、、、

で、こちらが、つけ麺＆まぜそば＆ライスカレーのメニューです。

こちらも、この15年の歩みの中で生まれてきたものですね～。

「ラーメン屋さんのライスカレー」は二代目ビギー店主のオリジナル。

今回は、やっぱり15周年ということで、、、

基本の基本、原点の原点を頂きたいと思います。

15年前に登場した「らーめんしょうゆ」に一番近いものを、、、

…

というわけで、、、

ジャジャーン！！！

濃厚らーめん醤油
＋特製トッピング（350円）

です！

ラーメン（850円）＋特製トッピングで計1200円也。

上の創業時のメニュー表にも「全部のせ」（300円）があったんですよね。

当時の価格だと、全部のせラーメン（1000円）なので、実質200円しか上がってない（！）

15年で200円しか上がってないんだ、、、（(◎_◎;)）

でも、15年生き抜いてきたこのらーめん、貫禄もしっかりあります。

どしーんっとしているというか、どっしりしているというか。

で、こちらが、15年前、創業時のらーめんしょうゆ（700円）です。

ヴィジュアル的にも随分と変わりました～。

当時のラーメンは、多くの人に「家系？」と言われていたりもしましたね。

全然違う味なんですが、なんとなく「家系っぽい味？」と評されていました。

ただ、鶏と豚を使ったこってり白濁スープに醤油ダレのスープ。

家系っぽい、と評されても仕方ない部分も（当時はまだ）あったのかな？！とも。

創業者の石井さんは、それ以前、「ロッキー」で働いていました。

ロッキーの味から、独自に作りあげた豚骨醤油ラーメンという感じでした。

zoom up！

で、今の濃厚らーめん醤油に戻りまして、、、

スープを一口飲むと、、、

「15年前のスープより、べたつき感がなくて、でも、味はまるわらしい！！」

って思いました。

当時は、もっと鶏の脂のベトベト感が強かった気がします。

が、今は、ほぼ豚骨・豚頭で作られている純豚骨白濁スープになっているんですね。

なので、濃厚なのですが、あまり口がべとつかない仕上がりになっているんです。

でも！！！

味わいは、やっぱり「まるわ」の「らーめんしょうゆ」の味がベースになっている…？！（あと、当時の記事をみると、「にんにく」の味が

ビギーちゃんも「基本的な味は、15年前と変わっていないと思います」と。

基本の味は変えず、でも、常にスープを色々と変え続けてきたんですね。

変わらずに、変わり続ける…

あるいは、

変わらないために、変わり続ける。

そう、「春木屋理論」をそのまま15年実践してきたお店なんだな、って。

どこぞの「インスパイア系」とは違って、まるわは、最初から「まるわの味」を完成させる道を歩んできました。インスパイア系だと、もうある程度「到達する味」が決まっていて、そこにどれだけ近づけられるか、どれだけそれをより美味しくするか、というアプローチしか取れません。

でも、まるわは、最初から、どこかのラーメンのインスパイア系じゃなかったし、どこかのラーメンのパクリでもなかったんですね。

だから、答えがそもそもないんです。（それは、お隣の「らーめん大地」も同じですね）

ふと、思いました。

「最近の新店って、どこも、インスパ系やパクリ系やモノマネ系や二番煎じ系ばかりだな…」って。

自分の、自分だけの味を追い求めてない、っていうか、、、

最初っから、「二郎系」「家系」「鶏白湯系」「濃厚煮干し系」「とみ田系」「淡麗醤油系」とカテゴライズされた味から出発しちゃうっていうか、、、

「なんだかよくわからない系」が全然出てこないんですよね。

15年前は、まだそういう「なんだかよくわからない系」の新店がポツポツ出ていました。

今回、この濃厚らーめん醤油を味わって、これを改めて強く思いました。「○○系っぽいっていうのが、全然ないな」って。でいながら、「普通に美味しくいただける豚骨醤油ラーメン」って。。。

なんとなく、、、かつての「総豊」の市川さんのお顔を思い出しました。市川さんのラーメンもまた、なんだかよくわからないけど美味しい豚骨醤油ラーメンでした。

カテゴライズされたラーメンじゃないので、どうにでも味を変えることができるんですね。つまり、そこに「作り手の自由」があった。

15年前はまだ、そういう「自由」がラーメン業界全体にあったんだろうな…って。

で、麺はこんな感じです！！

最近のまるわの定番は、この太い平打ち麺になっています。

すごくいい感じの重たい麺であります。

…

でも、、、

15年前のここのラーメンの麺を見ると、、、

実は、細くない麺で、当時から平打ち麺になっていたんです！！

これは、僕自身も忘れていました、、、💦

そうか、まるわって、創業時から基本は「平打ち麺」だったか…って。

で、2009年1月に食べたみそらーめんの麺も、、、

こんな感じの太めの平打ち縮れ麺でありました。

うん、やっぱり「まるわ」って、最初の最初から「細くない平打ち麺」だったんだ…。

それをしっかりとビギーちゃんは守り続けているんだ、、、

なんか、泣けてきた、、、( ；∀；)

で、チャーシューは、大判のものが三枚入っています。

これは、すごいかも？！？！💦

これは、当時よりもはるかに大きくてたくましくて美味しいものになってる…

使う豚の部位も変わっていて、よりダイナミックな味わいに。

これで、当時から実質200円しか変わってないとなると、、、

なんか、すごいんじゃないかな？！って、思えてきます。

メンマはこんな感じです。

臭みのない、食べやすいメンマですね。

そして、もやしも結構入っています。

もやしって、創業時は入ってなかったよなぁ～…。

これって、いつから入っているんだろ？！、、、

＞創業9周年の時に食べた「濃旨らーめん醤油」にも入っていませんでした。

ただ、このもやしがまた、すごくいい感じでして、、、

ちょっとだけ「二郎っぽさ」も感じなくもないようなって。

味玉も、黄身がトロトロの半熟で、とろける美味しさでした。

このトロトロ感、いいなぁ～～(n*´ω`*n)

程よい濃厚スープに、このトロトロ味玉、、、

これもまた、なんか15年変わってないところかも、、、

＊＊＊

というわけで、、、

11月1日に無事、創業15周年を迎えたその日の実食レポでした！

15年って、飲食店としてはすごく長いですよね、、、

浮き沈みが激しいというか、それこそ「水商売」なところもあるわけで…

その中で、この作草部という地で15年続けてこられたのは、ホントすごいです。

西千葉駅エリアから少し外れますし、決してアクセスはいいとは言えません。

それでも、この日も次から次にお客さんが入って来ました。

夜の部ですが、そんなに度を超えて混まないけど、ずっと誰かが来る、みたいな。

こういうお店こそ、時代の変化に流されず、末永く続くお店なんだと思います。

…

カウンター席には、「ぐるっと千葉」でもおなじみのhechimaさんがいました。

彼もまた、ずっとずっと昔からこのお店を愛するラーメンフリークさんであります。

フリークさんからも、学生からも、地域の人からも愛されるお店…。

（孤高の千葉グルメさんも、ここの常連さんですよね👆）

こういうお店って、実はそんなに多くはないよなぁ～って思うんです。

一般の人が好むお店とフリークさんが好むお店と学生が好むお店って意外と違ったりするから。（今でも、学生たちは「一蘭好き」が多いんですよね～）

どんな人からも愛されるお店って、、、

実はそれこそが、最も稀有なことで、この15年で作ってきたまるわの最大の功績なのかもしれません。

基本がしっかりしていて、遊びがあって、色々と仕掛けやら実験があって、、、

創業者の石井さんと、そのバトンが渡されたビギーちゃん。

この二人の歩みは、きっとこれからもずっと続いていくのでしょう。

とはいえ、、、

人の人生なんて、どうなるか分かりません。

いつどこでどう死んでしまうかだって、誰にも分かりません、、、

だからこそ、行ける時に、食べられる時に、食べられるうちに、お気に入りのお店でいっぱい美味しいラーメンを食べたいものですよね。

それは、自分が死ぬかも…っていう話じゃなくて、、、

ラーメン店だって、人が動かしているんです。個人店の場合、店主さんが動かしているんです。その店主さんが体調を崩したり、お店をたたむ決意をしたり、はたまた突然亡くなってしまったり、、、

そういうこともあるのだから、僕ら食べ手は、お店が営業しているうちに、しっかり食べに行きたいものであります。でも、これは、ラーメン店に限った話じゃなくて、、、ね。

16年目に突入したまるわは、今も元気です。

現在は、こんな限定ラーメンも飛び出ています。

この限定の気まぐれメニューもまた、まるわの人気の秘訣なんですよね👆

更に、こんなお得なセットも始まっています。

豚骨ラーメンセット（1000円）？！

ラーメン＋ギョウザ＋半ライスで1000円ですって。

これはこれで、なんか幅広い層から喜ばれそうですね💓

…

ホント、心から、、、

創業15周年、おめでとうございます🌺

まるわの15年は、僕の15年でもあります。

インターネットの世界に「ブログ」が登場して、そこに乗っかって、ラーメンブロガーとしての道を歩み始めたのが、2005年のこと。よく分からないまま、日々、ラーメンを食べては、記事を書く日々、、、。

まだ、他のSNSがほとんど普及していなかった時代、、、

そんな中、麺処まるわと出会い、石井さんと出会い、一緒に歩んだ気がしています。（東日本大震災のその瞬間も、石井さんと一緒にラーメンを食べてたっけ？！）

当時の僕の心の師匠である石神秀幸さんとも、まるわで初めてお会いしましたし、また、それ以前から千葉のラーメン界の重鎮と言われていた山路力也さん（Rickyさん）とも、まるわで初対面しました。

ここは、昔も今も、そういう優れた情報発信者や評論家さんが集うラーメン店でもあったんですよね。（この日も、お隣りには、千葉のラーメン情報の発信者であるhechimaさんがおられるわけで…）

今は、今の千葉のラーメン界に輝く孤高さんとまーみんさんがよくまるわに来ていますよね👆

時代が変わっても、いつの時代でも、その時代に輝く人たちが認めるお店、それが「麺処まるわ」ってことなんですよね。それって、考えたら、凄いことだよな、、、とも、、、

ただ、だからこそ、僕は、いつもそばにいつつも、ほどほどの距離を取って、これからも控えめに応援していこうかなって思います。

僕の使命は、それこそ15年前から変わってなくて、「マスメディア」や「主要メディア」が取り上げないけど、本当にいいお店をミドルメディアとして紹介する、というものです。

まるわは、たくさんのメディアに取り上げられる人気実力店。

もう、僕が応援する（必要のある）お店じゃないんですよね。

僕は僕で、「応援しなきゃいけないお店」を探し続けたいと思います。

「僕が好きなお店」「僕の推しのお店」じゃないんです。「本当にいい仕事をしているけど、まだ認知されていないお店」をしぶとく応援するのが、僕の役割かなって。

新店でも、中堅店でも、老舗店でもかまいません。

人知れず、いい仕事をしている人を応援したいんですよね。

そこも、今回、まるわでなんか「確認」することができました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

まるわはまるわの道を。

僕は僕の道を。

で、時折、ここで思い出に浸りたいと思います💓