Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

S.Q.F 【D.D.HEAVEN】 極上の切なく甘いメロディーが11つ!

Kei、超絶賛! かつてのマスケラファンには是非聴いてもらいたい! 

また、80年代後半~90年代のV系黎明期のリスナーには是非聴いてもらいたい極上のアルバム!!!


ずっとこういうアルバムを待っていた。S.Q.Fの最新アルバムは、S.Q.Fのこれまでの作品を完全に乗り越える極上POPなアルバムに仕上がっていた。

ポップな曲あり、キュートな曲あり、切ない曲あり、ハードな曲あり、かつてのマスケラを彷彿させるような曲あり、イルミナ時代のNaoを思い出す彼の繊細なボイスあり、これまでの彼らのキャリア全体が見通せそうな会心の一撃作品となっている。音のバリエーションも豊富ながらに、統一されたバンドサウンドになっている。まとまりもあり、曲の構成もしっかりと考え抜かれており、最後の最後まで飽きない内容になっている。

01.D.D.HEAVEN
これまでのS.Q.Fサウンドの進化系ともいえるデジタルハードロック。だが、これまでのどの曲よりもはじけまくっている。跳ねる音がすごく心地よい。なによりもmichiの歌メロが本当にいい。サビが突き抜けている。歌詞もまさにmichiって感じかな。ゴキゲンなナンバーだ。ちょっとヒムロック入ってる?!(汗)

02.bad melody
壊れたギターノイズが耳に心地よい。これもこれまでのS.Q.Fのサウンドを踏襲している感じ。しかし、メロディーのクオリティーがこれまでとはちと違う。自然に体が揺れるような心地よいメロ&サウンドなのだ。また、Naoの歌も久々にはっきりと聴けるのも嬉しいかな。イルミナ大好きだったからなぁ~

03.beautiful days
まさに「シングル曲」って感じの一曲。この曲は、まさにBメロの「窓から差し込む景色に・・・」の美しい旋律が聴きどころだ。朝の寝起きのモーニングソングに使いたい曲かも。風景が浮かぶちょっとラルクっぽい曲。裏のアコースティックギターも心地よいし、ギターのポップで切ないメロディーも味があっていい。これ、アニメの主題歌に使えないのかなぁ。主題歌にピッタリの極上ポップでありました。

04.slowlian
本作で最も過激でヤバイ曲。超ハイスピードチューンだ。それに、ロックボーカリストmichiの艶やかでディストーションのかかった声がのっかっている。これ、ライブでやると楽しいだろうな。はじけているし、妖しいし、かっこいい。初期マスケラの雰囲気も少し感じられるかも。

05.Smile
よく分からない曲(汗) Naoらしい曲といえばらしい曲。キュートなんだけど、変な曲。解説不可能・・・

06.PIECE OF YOU
これ、kei、大好きっす。こういう曲が聴きたくて、ずっとS.Q.Fを聴き続けてきたといっても過言じゃない。切なくて、ポップで、アップテンポで、エモーショナルで・・・ michiの良さがすごく表現されている一曲だ。嗚呼、ホントいいわ。

07.ケルベロス
本作で最も聴くべき曲はこれ!と、keiは心から思う。出だしはジキルのあの曲だな(苦笑) もう言うことはないです。今年のベスト3に入りそうな一曲だ。マスケラのファンだったら、よだれが出て止まらないだろう(?!) 歌い方もマスケラ時代を彷彿させる勢いあるS.Q.Fナンバーだ。これもまたアニメの主題歌になりそうなんだけどなぁ。なんでアニメ業界はこれを主題歌に使わないんだ?!

08.chase
これまたハードなナンバー。震えて聴け!!って感じかな。

09.底無し沼のレプナント
立て続けにアップテンポナンバー。けれど、しっかりと聴かせる曲になっているところがさすが。これもまたヒムロックに近いといえば近いかな。サビの高速エイトビートはかなり心地よい。心地よくて、激しくて、複雑な一曲。

10.Fly me to the sky
しっとりとしたバラード。ピアノとmichiの声がとても美しくからみあっている。激しさもしっかりあって、聴き手の心を揺さぶるエモーショナルなバラードロックだ。

11.アイノウタ
この曲が一番ビビッたかも。意外性のある一曲。新しいS.Q.Fの一面が窺えるキュートでビートの効いたロックナンバー。パンクの要素がぎゅっとつまったゴキゲンなロックになっている。こういうストレートな曲もいいなぁ~ 途中でメタルっぽいフレーズもあったりして、遊び心も満載! 

コメント一覧

kei
ラビさん

感想は同じです!!michiがいる限り、追い続けます! 彼の声は本当に大好きです。素敵すぎます。また前作、前々作の不満点が本当によく改善されたアルバムだと思いますね、ホント。

フールズメイトのインタビューでもありますが、今回は初期衝動というか、デビュー作のような勢いがあります。前作までは、なんか一生懸命大人っぽくしようとしているというか、背伸びをしているというか、そういう感じが(なんとなしに)伝わってきちゃったんでしょうね。音楽って不思議なモノです・・・ ケルベロスが一番っていうところも同じですね。感覚が似ているんでしょうか?!

ア友巳さん

はじめまして。お名前はなんと読むのでしょうか(汗)。。。 なんかとても好みが合いそうですね。是非今作はオススメなので聴いてみてもらいたいです。michiさんも、フールズでマスケラに近いと語っていますし!

祐師匠は、後期CRAZE時代よりもスリムになられましたよ。僕的には超OKです。かつてのどの時代よりも、今が一番「彼らしい」かなと思ったりもします。

ア友巳さんも何か情報等ありましたら、是非教えてください。 また、どんなアーチストがお好きなのかも聞いてみたいです。
ア友巳
宜しくお願いします
好きな声のヴォーカルが(ほとんど)同じで、いたいたぁ~と思いました。 S.Q.Fのアルバム...買ってしまいそうです。
そして、藤崎さんも板谷もこれ以上「ふくよか」にならないことを祈っています。 また、情報を仕入れにきます。 
ラビ
お~ついにレヴュー挙げて下さいましたか!

正直な話、僕はマッハライダーズの方がお気に入りなのですが、これは良いです。(というか、そこにmichiがいる限りワタシャどこまでも追いかけますよ~状態なんですがw)

「COLD ROMANCE」と「FLASH」のそれぞれに感じられた不満な要素が共に解消された、というのが今作の第一印象です。

今のところ一番のお気に入りは、タイトルから抱いていたイメージが曲・詞と共にピッタリだった(元々好きなタイプの曲調ということもあって)「ケルベロス」です。
ついでに言うと、自分にとってのケルベロスは女神転生シリーズのアレです。
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