Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

中華料理若@湖北(我孫子) 「カレーあんかけラーメン」は今も食べられる!

先日、湖北から通っている学生から、この周辺にも美味しいラーメン屋さんはありますよ、との貴重な証言を得ました。で、我孫子~湖北周辺を調べてみると、たしかにラーメン店がたくさん点在していることがわかりました。しかも、どういうわけか、カレー味のラーメンが多くのお店で食べられることも分かってきました。で、これまた先日、たまたまですが、我孫子駅前の「勇鳳」というお店で、カレーラーメンを食べたんです。

http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/d2721dd7f703c833b466657d72551533

そのことを悪麺友らんちばさんに話すと、「面白い!」と言ってくれて、二人で調べてみたわけです。すると、これが驚くほどにあるわけですよ。「カレーラーメン」が。しかも、いわゆる「町おこし的」(つまり人為的)なものではなく、自然発生的に、起こっている現象であり、反省的に(作ろうと思って作るように)作られたものではないので、いわゆる「形式」がないんですね。その辺については、らんちばさんがまとめてくれました☆ この記事は必見です!

http://blog.livedoor.jp/lanciba/archives/cat_50053958.html

我孫子は、千葉のラーメン好きの間では、「ラーメン不毛地帯」と言われています。僕も、これまでずっと我孫子には関心が向かず、いわゆるチェーン店~フランチャイズ店~どこかの二号店的なお店ばかりしかない、と思いこんでいました。不毛地帯については、以下のコメントからもうかがえます。

http://ramendb.supleks.jp/review/34023.html

僕だけじゃなくて、多くの人がおそらく「我孫子=ラーメン不毛地帯」と考えていると思うんですよね。しかし、その「先入観」こそ、真実を曇らせるんです。いつの時代も。思い込みは怖い。しっかり調べて、まわって、食べ歩いて、それで、真のジャッジメントをしなければならないんです。今回はそんなことを強く感じましたね。

そんなわけで、我孫子に向かうわけです。らんちば&keiが2012年に注目するのは、この地域。そして、「我孫子カレーラーメン」です。

その一軒目に選んだのが、こちら。湖北駅近くにある「中華料理若」です。なんとも、こちらで、「カレーあんかけラーメン」が食べられるという情報を得たので、向かいました。また、こちらのお店では、「黄色いチャーハン」が有名なんだとか、、、

http://r.tabelog.com/chiba/A1203/A120304/12007850/

    

 

しかし、店頭のメニュー表を見ても、「カレーあんかけラーメン」の文字はない。ん? もうやっていないのか。なくなってしまったのか?! その真意を確かめるために、お店に入り、店主さんに聞くと、「あー、あれ、今はやっていないんだよね。でも、作れるよ」、とのご返答が!! おお。それは嬉しい! 「夏場は結構でるんだけどね。今はあんまりでないから、やってないんだよ。飽きっぽい性格だしね」、と。

このお店は、創業40年の老舗中華料理店。現在は二代目の店主さんが奮闘しています。なんかワイルドで寡黙な店主さんで、見た目はちょっと怖そうですが、お話するととても優しく温かいお方のようでした。

というわけで、カレーあんかけラーメンと、黄色いチャーハンをいただきました。

  

上の写真では伝わらないかもしれませんが、すごいボリュームです。これ、一人で食べたら、これだけで心底満腹になるんじゃないかな(通常の人ならば)。

こちらのカレーあんかけラーメン、自慢の鶏スープにカレー粉をまぶして、野菜と炒めて、餡にしたスープでした。とろとろです。そして、確かにカレーラーメンです。まさに中華の達人が作る美味しいカレーラーメンという感じです。スープは鶏100%だそうです。後にも書きますが、こちらの鶏スープ、かなり本格的で、旨いですよ。

野菜もたっぷり。豚肉、もやし、ニンジン、キクラゲ、白菜、玉ねぎなどなど。ボリュームのみならず、野菜もたっぷり満点です。こりゃ、素晴らしい。

カレーは、いわゆるカレー粉のみなので、それほどカレーっぽくないところがポイントですかね。カレー風味のあんかけラーメンという感じです。まさに、自然発生的に作られたカレーラーメンで、我孫子の人たちが、いかにカレー好きかが垣間見れる一杯になっていました。

麺は、細麺ですね。で、かなり柔らかいです。ラーメン屋さんじゃなくて、中華レストランですからね。ちょっとやわやわ過ぎかなと思いますが、中華レストランならこんなものかなとも思ったりもします。麺がもう少し強靭になると、かなり完成度の高いカレーラーメンになるんじゃないかな。

そして、黄色いチャーハン。

表から見ると、白いチャーハン。

でも、裏から見ると、黄色いチャーハン♪

 全体像。

いやー、これが旨かった。B級グルメ好きにはたまらない逸品じゃないかな。パラパラの玉子チャーハンに、塩+鶏ベースの餡がどかっと乗っています。問答無用っすね。想像通りのお味ですが、これが、すこぶる美味しかったです。餡とご飯を混ぜ混ぜするのも楽しいし、合わさっていく過程を楽しむのもオツです。

そして、スープ。これが旨かったんです。こういう付け合わせのスープで、お店の真価が分かるというものです。こちらのスープ、一発で鶏主体のまろやかなスープだと分かると思います。ほかと違います。まるみとふくよかさのあるスープ。お見事な鶏スープでした。

湖北にといったら大変失礼ですが、こんな素晴らしいお店があったなんて。いや、ここだけじゃないです。湖北って、すごい活気があって、駅前は賑わっています。高齢の方が多い気もしますが、元気のある町でした。この周辺だと、かなり元気のある町なんじゃないかな。

***

我孫子カレーラーメンを探る旅の第一歩としては、最高に素晴らしいお店でした。カレーあんかけラーメンは、現在、メニューにはありませんが、店主さんに言えば、作ってもらえます。興味のある方は是非トライしてみてください!

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