2023年度の後期日程が終わる頃…、
この2年間、いっぱい僕と学んだ3人組と一緒に、
作草部~天台エリアで、僕が最も惚れてる洋食店、
ブラッスリー ヴァン ドゥ シュッド
Brasserie Vend du sud
にやって来ました!
今年は、もっともっと「洋食店」をいっぱいご紹介したいと思います!
…
前回の訪問で、心底惚れた「メニュー」があることに気づきました。
ヴァンドゥシュッドに、僕の心を虜にするような逸品があったんです。
ずっとここに来てるのに、その存在に気づけなかった…
それが、こちらのボードにある、
三元豚の厚切りソテー 焦しバターソース(1480円)
です!
この三元豚の厚切りソテーがここの「マスターピース」だったんです。
もうホント何度も何度も来ているのに、、、
今回のお目当ては、もうこれしかありません。
前回はちょこっとしか食べられなかったので、今回はしっかりと食べます!
セットメニューじゃないので、別に「サラダ」も注文します。
ここで好きなのが、「苦味野菜のサラダ」(680円)です。
この苦味野菜のサラダがまた、すっごくクセがあって美味しいんです。
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ってことで、、、
まずは、
苦味野菜のサラダ
です!!
クセの強い味の苦味野菜のてんこ盛りサラダです!!
スパイシーでオイル強めのドレッシングで食べます。
これがもうめっちゃ中毒性があって、刺激があって、美味しいです。
セットのサラダの2倍以上のボリュームですが、ガンガン行けます。
ホントに苦味もあって、でも、クセがあって、好きな人にはたまらない味わいです。
これを食べて、しばし待ちますと、、、
ジャジャーン!!!
ヴァンドゥシュッドのマスターピース、
三元豚の厚切りソテー
焦しバターソース
の登場です!!
これ、最初の最初から凄いんです。
最初、バターの「蓋」みたいなのがしてあって、それを店主さんが目の前で混ぜてくれるんです。
こんな感じで!!
この時、お皿からバターの風味がふわ~~っと出てきて、これがヤバいんです。
とんでもなく魅惑的で誘惑的なバターの香りが、、、
もう、この香りだけで、うっとりさせられるんです。
(しかも、それをちゃんと計算して、料理しているのがさすがです!)
これ、「グルノーブル風」なんですって!!!
一般的にグルノーブル風というと、「ブールノワゼット(焦しバター)、クルトン、レモン、ケーパーを使ったソース」を使った料理のことで、その「焦しバター」の風味を最大限に生かしたアプローチみたいですね。(なので、肉にも魚にも使えるんですね👆)
この焦しバターの風味の素晴らしさに、うっとりさせられました。
…
でも、食事の時間はこれから、ここからです!!
これ、写真じゃ分からないと思いますが、大きなクルトン? 揚げたフランスパン?が入っているんです。
バターの芳醇な香りと共に、クルトン?パン?のガリガリっとした食感がたまりません。
なんだ、この恐ろしいほどの「中毒感」は?!?!…💦
柔らかくて美味しい三元豚に、とてつもなく魅惑のソースがかかっています。
欧州料理では、なんといっても「ソース」の存在が最も欠かせません。
ヴァンドゥシュッドのソースは、ホント、すっごく美味しくて、、、
美味しいだけじゃ伝わらないですよね…。
なんていうんだろ、「しょっぱさ」じゃないんですよね。しょっぱくはない。
しょっぱさじゃなくて、色んな味の魅力をそれぞれにうまく引き出しているっていうか。
このソテーなら、バターの香りを最大限に引き出しているんですね。
で、ソースが美味しいから、このソースをパンにつけて食べると、もうひっくり返ります。
うん、これは、もう間違いなく、間違いない超一級のお料理であります。
ちょっと、こりゃ、もうしばらく、これしか食べないかも?!…
いや、もしかしたら、更なるマスターピースが隠れているかもしれない?!
メニューボードに書いてある一品料理、全部食べないことには何も言えないな…。
…
それから、、、
3人の学生たちは、こちらのお料理をコースで注文しましたので…
その3人が食べた、このボードにあるお料理を3種ご紹介します!
まずは、これ!!
ヴァンドゥシュッド自慢のスープ料理、
ブイヤベース
です!!
貝類(魚介類)がい~っぱい入った香味野菜のスープ料理ですね。
これは、トマトベースになるのかな???
魚介とトマトの濃厚ながらも、さらさらっとしたブイヤベーススープ。
これと一緒にパンと食べると、もう、ただただ昇天👼するしかありません。
続いては、、、
若鶏のポワレレモン風味
です!!
今度は、レモンを基調にしたさっぱり&重厚感のある若鶏のポワレです。
ポワレって、煮込み料理じゃなくて、カリッと香ばしく焼き上げた料理のこと。
若鶏のお肉をカリッと焼き上げて、優しさと奥深さを感じるソースで頂きます。
これも、ホントに美味しいですね~~\(^o^)/
レモンの清涼感もあって、女子的にも大満足みたいです👆
にんじん🥕も小さくて、食べやすい感じでしたね。
そして、最後に登場するのが、、、
三元豚と白菜のチーズ焼き
です!
こちらもまたトマトベースのソースになってるかな?!
トマトとチーズの豚肉料理、ですね。
こちらも、抜群に美味しい豚のチーズ焼きでした。
チーズとトマトと緑黄色野菜と、、、
味も濃すぎず薄すぎず、すっごくいい味わいになっていました。
***
というわけで、、、
作草部エリアの人気洋食店『ヴァンドゥシュッド』の2024年の初レポでした!
やっぱり、このお店は素敵過ぎますよ、ホントに。
とにかく「安い」&「美味い」&「居心地が良すぎる」!
こんなお店、そう滅多にあるものじゃないですよ…。
店主さんは、クセ強めですが、普通に来てれば、普通にいい人です(笑)。
仲良くなると、店主さんのクセというか、毒というか、魅力が垣間見えると思います。
この日も、食べ終わった後、突然、「kei先生、子どもって人間ですか?」って聞いてくるくらいですから(笑)。
僕が、「どういうことですか?」と聴くと、「子どもは、まだ『人間』になってないと思うんですよね。いずれ『人間になる』とは思うけど、まだ『人間じゃない』っていう感覚がどこかにあって」…って!!
で、僕が「じゃ、子どもって何なんですか?」って尋ねると、「子ども?! ガキですよ。ガキ。ガキは『人間』じゃないですよ。ガキが成長して『人間』になるんです。ガキのまま、大人になるやつもいるけれど…」、と。
飲食店を経営している店主さんなので、子連れのファミリーも来るわけですよね。その姿を見ていて、色々と感じたり、考えたりすることが多々あるようです。
こういう(やや抽象的な)話から、国家や世界情勢の話まで、あともちろん調理技術の話まで、なんでできるのが、こちらの店主さんなんです。
お料理も、お店の雰囲気も、そして店主さんのお人柄も、全部まとめて、「素敵だなぁ」って思っています。
また、近々、ここに来たいと思います!!
前回は、ここにある「牛トリップのグラタン」を食べたんだったな。
次は「牛ホホ肉の赤ワイン煮」とか食べてみたいな👆
まだまだ、食べてないメニュー、いっぱいありますんで!!!
みなさんも是非一度、ヴァンドゥシュッド、行ってみてください!!!
…
フランス料理についても、もっともっと勉強したいなぁ。
いつかグルノーブルにも行ってみたいなぁ~。
これも、研究室とかに飾りたいなぁ~😊