今年はなぜかなぜか京成臼井に縁があります😊🍜
今回こそ「きあい岳ヒュッテ」に行くぞ!と思いつつも、定休日の水曜日・・
…
となれば、駅前の知る人ぞ知る地元の人気店、
中華料理50番
に行くしかありません!!✨
>前回のレポはこちら!(カルビらーめん)
このお店、僕的にかなりかなり気に入っています💓
こちらのお店は、一度や二度来ただけでは何も語れないお店なんです。
とにかく魅力的なメニューがい~~~っぱいあるんです。
普通のラーメン類がほとんど目に入らないほど、変なラーメンもいっぱいあるんです。
前回食べた「カルビらーめん」も、普通に考えたらかなり変わったラーメンでした。
なんか、「普通」の「定番」のラーメンがほとんど前に出てこないお店…
こういうお店と出逢えることもまた、ラーメンフリークの喜びなんですよね。
店名はすごく「普通」というか、「昭和のthe定番!」って感じなんですけど、、、
ご覧ください!!!
この不思議なラインナップの数々を!!\(^o^)/
今回は、こちらのお店の人気No.1とされる
おろちょんらーめん
を頂くことにしました\(^o^)/
僕も何気に(全般的に)「オロチョンラーメン」の大ファンなんです💛
オロチョンというのは、一般的には「東アジア内モンゴル自治区ないしその周辺に居住するツングース系の民族オロチョン族(Orochon:鄂倫春族)」(引用元)に由来する言葉で、そのオロチョン族の「火祭り」から辛くて熱々のラーメンのことをオロチョンラーメンと呼んだという説や、肉とホルモンと唐辛子をオロチョン族が好んで食べていたからオロチョンラーメンと呼んだ説などがあります(参考元)。僕が実際に聴いた話では、オロチョンに「勇者」の意味があり、勇者のラーメンという意味でオロチョンラーメンと呼んだという説があります。
>オロチョンラーメンの原型を作った「孫六」の実食レポはこちら!
だいたいはカタカナ表記で「オロチョンラーメン」と明記されますが、こちらのお店では平仮名で「おろちょんらーめん」と明記されています。
こちらの「中華料理50番」を語る上で、このおろちょんらーめんは絶対に欠かせません。
寒い冬にぴったりのラーメンみたいですが、、、💦
いったいどんなラーメンなのでしょう!?
(ちなみに、こちらのお店では太麺と細麺を選ぶことができます。お店的にも僕的にもここでは「太麺」がおススメなんです\(^o^)/)
ジャジャーン!!!
こちらが京成臼井駅近くにある名店「中華料理50番」の人気No.1メニュー、
おろちょんらーめん
です✨
まず、このラーメン、めっちゃ器がでっかいです!!💦
おろちょんらーめんはかなりボリューム満点だと思って、麺は少な目でお願いしてあったのですが、よかった…。とんでもないビッグサイズのラーメンですよ、、、
麺も具もスープもビッグサイズ。おろちょんらーめん(=オロチョンラーメン)って、スタミナラーメンに近いラーメンで、味も量もかなり強烈なんですよね。
zoom up!!
スープを飲むと、、、
「う、う、うまい、うますぎる!!!」
ってなります。
その理由は実にシンプルで、このスープの中には「大量のひき肉」が入っているんです。
ひき肉って、肉の旨みが一番出るんですよね。お肉の美味しさは、骨ではなくて、身の部分なんですよね。ハンバーグから流れ出てくる肉汁だって、ひき肉の美味しさですよね。そんなひき肉がい~っぱい入っているので、スープに旨みがぎゅっと入り込んでいるんです。
辛さはそれほどでもなく、旨辛系のストレートなスープになっています。どことなくエスニックな味わいもします。ハーブ類が少し加えられているような、、、。スパイシーさも若干感じられました。
野菜もいっぱい入っていて、ひき肉と野菜が最後までなくなることはないんです。マッシュルームも入っていたかな。なんか、おもちゃ箱というか、玉手箱をひっくり返したようなラーメンになっていて、食べていて楽しいです。「次は何が出てくるかな?!」って。
麺はこんな感じです。
こちらのお店で使うのは、『珍来』の麺なんです。
珍来の麺って、実はすごくレベルが高い麺なんですよね。それぞれのお店のスープを輝かせる力をもった麺、と言いたいところです。このお店のラーメン類を味わう上での重要なポイントにもなります☝(評論家風に言うと…苦笑)
少しエスニックで、刺激的なオロチョンスープに、珍来の麺。そりゃ、人気もNo.1になっちゃいますよね…。
今回は麺少なめ(半麺)でお願いしましたが、普通の人ならこの麺少なめで十分にお腹一杯になれるように思います。
ご覧の通り、具も本当にいっぱい入っているんです。
あんまり多そうには見えないかな?!💦
なんといっても、このおろちょんらーめんの最大の驚きポイントは「ひき肉」ですね。スープの下にいっぱいいっぱい沈んでいるんです。チャーシューは入っていませんが、「肉不足感」は全くないんですね。
考えたら、味の抜けたチャーシューを入れるくらいなら、ひき肉をどっと入れた方が「美味しさ」はぐっと増しますし、食べやすさにおいても、ひき肉ほど食べやすいお肉はないわけで、、、(;^ω^)
お肉そのものの美味しさを感じるオロチョンラーメンっていうのは、かなり素晴らしい逸品だなぁって思いました。
***
というわけで、、、
二度目となる「中華料理50番」の実食レポをお届けいたしました\(^o^)/
前回の「カルビらーめん」も度肝を抜かれましたが、今回の「おろちょんらーめん」もビックリドッキリなスペシャルなラーメンでした\(^o^)/
いや~、凄いぞ、中華料理50番!!!!
今回はちょうどお昼時に来たのですが、お客さんが次から次にやってきていました。こりゃ、すごい人気店だ…。ネットではちっとも話題にならないけど、この客入り、凄いですよ、、、。あれよあれよと広い店内が満席状態になるんですから…。
とはいえ、話題先行型のお店ではなく、地元に根付く着実な実力店なので、過度な行列等はできないですね。一番理想的なお客さんの入り方じゃないかな?!、とも…。(行列が嫌いな僕には一番理想的な感じでした☝)
こういう「独自の路線を突き進むお店」って、本当に素敵だと思います。きっとメニューも徐々に増えていったんだと思います。時の流れと共にゆっくりゆっくりと「未来」に向かって歩んできた結果が、今のこの50番なんでしょうね。
このお店は、ラーメン好きの人にというよりは、ラーメン店主さんにおススメしたいお店かもしれません。今の時代、もうパターンがある程度決まっていて、作るラーメンのバリエーションも決まりきってしまっていて、やることもどこも同じ感じになっていて、「面白さ」「楽しさ」がかなり欠如しているように思います。
ここのお店のラーメンはどれも、ぶっ飛んでますし、決まりきったパターンにも陥っていません。いい意味で「好き勝手」「やりたい放題」「自由奔放」っていう感じがします。
それに対して、しっかりお客さんもついてきてくれているんですから、凄いものです。
次に絶対に食べたいのが、「スタミナ鍋ラーメン」!!
聞くと、おろちょんらーめんにお餅と餃子が入るんですって!!!
日本ではまだまだ少ないですが、海外のラーメン店では、餃子の入ったラーメンはいっぱいあります。ラーメンのトッピングとしての餃子、というのも世界的には「あり」なんですね。(これも「評論家風」に☝)
外から見たら、なんの変哲もない中華飯店風のお店ですが、世界のトレンドである「餃子入りのスタミナラーメン」がこのお店にはあるんです!! しかも「お餅入り」という…。
これですね。
このラーメンも食べたかったのですが、まずはおろちょんらーめんを食べておかなければ、と。
すごく悩みましたけどね、、、(;^ω^)
冷やし系のメニューもまだありました。
これ、一年間通しで出ているのかな?!?!
目の前には、「イオン臼井店」があります。
このお店の中にも、中華料理店があって、ラーメンも出ていたんだよな…。
嗚呼、ラーメン探求の道はどこまでも険しい、、、。
ラーメンの世界に入ると、もうそこは底なしの沼で、どこまでも深いんです。20年以上、ほぼ毎日ラーメンを食べる生活を送っていても、「評論家」なんて名乗れませんって。。。
日本全国のラーメン、それだけでなく世界のラーメンも相当食べていて、16年ラーメンの記事を毎日upしていて、過去に出ているラーメン本も100冊以上読んでいても、自分が「評論家」だなんて1mmも思いませんからね(恐れ多すぎます…)。
そういう努力もしないで、安易に「ラーメン評論家」を名乗る人間を、やっぱり僕は許せませんね。それに、偉大なラーメン評論家の人たちって、自分から「評論家」を名乗ることはまずありませんでした(だいたいは、TVや有名雑誌とかで無理やりに「評論家」と名乗らされたんじゃないかな、と想像しています)。
ラーメンの探求の道を究めるのって、めっちゃ大変でしんどいですから…😢